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『俠客行』(きょうかくこう、)は、中国および中華圏(台湾、シンガポール、華僑・華人コミュニティ等)で著名な小説家金庸の武俠小説のひとつ。 ==登場人物== ;狗雑種(のらいぬ) :純真無垢でありながら聡明な少年。山中に母と暮らしていたため世俗と交わりがなく世間知らず。母に虐待されながら育てられたため炊事、洗濯等の家事が得意。行方不明となった母を捜しに山を降りたこと、玄鉄令を手に入れたことから江湖の事件に巻き込まれる。 :長楽幇幇主に瓜二つの容貌のため身代わりにされ石破天を名乗る。後に金烏派の一番弟子となり史億刀(しおくとう)という名を授かる。 :内功は比類ない強さであるが外功はたいしたことはなかったが、史婆婆や石清夫妻らに手ほどきを受けて強力な使い手に育った。後に俠客行を会得し、作中は言うに及ばず、金庸作品の中でもトップレベルの強さを誇るようになる。 ;石破天(せきはてん) :石中玉が長楽幇幇主として使う偽名。女好きで悪名高い人物。行方不明となり容貌が瓜二つの狗雑種が身代わりとなる。 ;謝煙客(しゃえんかく) :武林屈指の使い手であり偏屈な性格の奇人としても知られる。玄鉄令の持ち主の願いを叶えるという約定をたてた。人呼んで「摩天居士(まてんこじ)」。 :玄鉄令を手に入れながら願い事を言わない狗雑種を殺すために矛盾する内功を教えるが、彼は偶然から凄まじい内功を得てしまう。 ;石清(せきせい) :武林の名剣客。全身黒ずくめの姿をしており、愛妻閔柔と合わせて「黒白双剣(こくはくそうけん)」と呼ばれる。 ;閔柔(びんじゅう) :武林の名剣客。全身白ずくめの姿をしている。人呼んで「氷雪神剣(ひょうせつしんけん)」。 ;石中玉(せきちゅうぎょく) :石清と閔柔の息子。雪山派に入門し武芸を学んでいた。しかし師伯白万剣の娘に乱暴しようとし失踪。 ;白万剣(はくばんけん) :雪山派の師範、白自在の息子。娘の死の原因となった石中玉を憎む。 ;白自在(はくじざい) :雪山派総帥。武術の達人であるが自惚れが強く、それが雪山派分裂の原因となってしまう。人呼んで「威徳先生(いとくせんせい)」。 ;丁不三(ていふさん) :武林に名高い悪人。腕が立ち残虐な性格であるが一日に殺す人数を三人までと決め、それが名の由来となっている。 ;丁不四(ていふし) :丁不三の弟。兄とは仲が悪い。兄同様、名前通り一日に殺す人数を四人までとしている。若い頃に恋した史婆婆を今でも想い続けている。 ;丁璫(ていとう) :丁不三の孫娘で石破天の恋人。悪知恵に長ける。石破天からは「叮叮璫璫(テインテインタンタン)」と呼ばれる。 ;史婆婆(しばば) :白自在の妻。孫娘が自害したことに端を発した夫婦喧嘩の末家出した。偶然から孫娘を救出し気晴らしの旅を続けていたが丁不四に孫ともどもさらわれ、命の危機にあったところを狗雑種に救われる。夫の流派雪山剣法を破るため金烏刀法を編み出し狗雑種を弟子として授けた。 ;阿繍(あしゅう) :史婆婆の孫娘。石中玉に乱暴されそうになり崖から身を投げた。深雪により一命をとりとめ祖母に救出された。容貌は石中玉そっくりだが性格は誠実で素朴な狗雑種に恋心を抱く。 ;張三(ちょうさん) :俠客島からの使者。武芸の達人であり陽の内功を修めている。 ;李四(りし) :俠客島からの使者。武芸の達人であり陰の内功を修めている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「侠客行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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