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保護接地スイッチ(ほごせっちスイッチ、''Emergency Ground Switch'')とは、架線を強制的に地絡させ、変電所からの送電を停止させる装置である。「EGS」とも呼ばれる。 == 概要 == 主に新幹線車両に装備され、列車に非常事態が発生した場合に他の列車を停止させたり、異常時や検査修繕作業時に屋根上や特高圧回路の作業を行う場合の感電事故防止に使われる。 運転台の「保護接地入スイッチ」を押すことにより、パンタグラフの根本にあるブレードが投入され架線とレールが短絡される。これにより架線には過電流が流れ、変電所の保護継電器が動作し送電が自動的に停止される。 送電が停止されるとATC車上装置は電源がなくなるため停止信号となり、自動的にブレーキ(30km/h以上では非常ブレーキ)がかかる。これにより同一セクション内にいる列車を停止させることができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「保護接地スイッチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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