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信仰義認 : ミニ英和和英辞書
信仰義認[しんこうぎにん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まこと, しん]
  1. (adv,n) truth 2. faith 3. fidelity 4. sincerity 5. trust 6. confidence 7. reliance 8. devotion 
信仰 : [しんこう]
  1. (n,vs) (religious) faith 2. belief 3. creed 
: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 

信仰義認 : ウィキペディア日本語版
信仰義認[しんこうぎにん]
信仰義認(しんこうぎにん、、英語でby faith alone、信仰のみ)はプロテスタント信仰の根幹であり、聖書のみ万人祭司とともに、宗教改革の三大原理の一つ。「聖書のみ」は形式原理であり、「信仰のみ」は内容原理である〔岡田稔『岡田稔著作集』いのちのことば社〕。
==ルーテル教会==
ルターは、アウグスティヌスの恩恵論を信仰義認によって表現される、「教会が立つか、倒れるかの条項」(articulus stantis et cadentis ecclesiae)とみなした。〔アリスター・マクグラス『宗教改革の思想』p.185〕
信仰のみによる義認は、ルター神学の中軸をなす教理である。ルターは16世紀初頭当時のカトリック教会の腐敗を、行為義認(善行によって神は人をとする)説に由来するものと考え、これに対して、人は善行ではなく信仰によってのみ義とされるとパウロ書簡によって説いた。ルターの贖宥状批判はこの説に基づいている。
ルターは自ら翻訳したドイツ語聖書の序文で、信仰義認の根拠の聖句としてより重要な『ローマ教会への手紙』と比較し〔『新聖書辞典』いのちのことば社 〕、『ヤコブの手紙』を「藁の手紙」と呼んだこともある。ただしルターはこの記述をのちに削除した〔。すべてのプロテスタント新約聖書のヤコブ書を聖書正典と認めている〔。
ルターはデジデリウス・エラスムスの『自由意志論』に反駁する書『奴隷意志論』においては、信仰義認に対して、自由意志による善行から救いが得られるというカトリック教会の説を否定し、人は最初の人アダムの堕罪後、神に向かう自由意志をもたないため、そもそも善行を行うことが出来ないと説いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「信仰義認」の詳細全文を読む




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