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信貴山電鉄デ5形電車 : ミニ英和和英辞書
信貴山電鉄デ5形電車[しぎさんでんてつで5がたでんしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まこと, しん]
  1. (adv,n) truth 2. faith 3. fidelity 4. sincerity 5. trust 6. confidence 7. reliance 8. devotion 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
電鉄 : [でんてつ]
 【名詞】 1. electric railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

信貴山電鉄デ5形電車 : ウィキペディア日本語版
信貴山電鉄デ5形電車[しぎさんでんてつで5がたでんしゃ]
信貴山電鉄デ5形電車(しぎさんでんてつデ5がたでんしゃ)は、信貴山電鉄(後に信貴山急行電鉄と改名した後廃止)が鉄道線用として、1930年(昭和5年)の開業にあわせて製造した電車である。日本車輌製造で5〜7の3両が製造された。
鉄道線は「平坦線」とは言うものの、路線は起伏が激しく勾配も厳しいものであった。そのため同車は車長14m程度と短いものの、ブレーキには通常の物のほかに線路にブレーキシューを押し当てて停車するカーボランダムブレーキを非常用に搭載していた。また、台車もフレームが鋳物で作られていて、軸箱の両側をばねで抑える構造になっていた。
窓については、下部は角ばらせたが上部は丸みをつけた、いわゆる「ニコニコ窓」の車両である。
デ6は1937年(昭和12年)、走行中に谷底へ転落する事故を起こして大破し廃車〔廃車届けは1953年10月(吉田明雄「想い出の信貴山急行」『RAIL FAN』No.422)〕となった。残り2両は鉄道線の休止まで使用され、休止後は鋼索線を使用して山を下り、南大阪線に転じた。このとき、形式はモ5251形(5251・5252)と改められた〔1937年時点デボ5の表記有り(「休車車輌使用開始ノ件」『第一門・監督・二、地方鉄道・イ、免許・信貴山急行電鉄・昭和八年~昭和十七年』国立公文書館デジタルアーカイブ で画像閲覧可)〕。その後1946年(昭和21年)に伊賀線に再び移動し、台車を通常の鉄道用に改めて、1977年(昭和52年)まで同線で使用された。当時の伊賀線では、荷物室を持たない唯一の車両であった。

== 主要諸元 ==

* 車体構造:半鋼製
* 最大寸法(長さ×幅×高さ):14,260mm×2,650mm×3,795mm
* 自重:33.0t
* 定員:90人(座席42人)
* 主電動機:MB-64-C(60kW)×4
* 駆動方式:吊掛式
* 制御方式:HL
* 制動方式:AMA自動空気ブレーキ手ブレーキ、カーボランダムブレーキ
* 台車:住友KS-85L

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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