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修了検定(しゅうりょうけんてい)は、日本では、指定自動車教習所で仮運転免許を取得する際に、本来運転免許試験場で行われる仮運転免許技能試験を免除の扱いとするために、指定自動車教習所内で行われる運転技能についての検定のことである。運転免許を取得しようとする多くの人が、指定自動車教習所内で受験している。「修検」とも呼ばれる。この試験と仮免許学科試験にも合格すると、仮運転免許証が交付され、路上での運転練習ができる。自動二輪車、大型特殊自動車、けん引は修了検定は行われず、卒業検定まで場内で教習が行われる。2段階に進む際は1段階の見極めがその役割を兼ねている。 この検定に合格し3ヶ月以内に仮免許学科試験と適性試験に合格しすれば仮免許が発行される。(他の一種免許保持者は学科試験が免除される) == 概要 == 採点方法は、以下のような減点方式となっている。 # 最初は100点満点を持っている # 決められたいくつかの課題からなるコースを実際に走行することで試験する # 試験中に減点対象となる問題があれば、その都度減点していく(ただし、1回だけの失敗は減点されない項目や1回で試験中止になる項目もある) # 試験終了時に点数が70点(大型自動車・中型自動車は60点)以上残っていれば合格となる どの問題が何点の減点対象になるか予め定められており、同じ問題は全ての試験官(検定員)が同じ点数だけ減点を行う。したがって、受験者が「問題があったのに減点されなかった」と感じる場合は、原因として以下のことが考えられる。 * 実際はその問題点でも減点されているが、他に教習上重大な問題点があり、そちらについて注意を与えられた場合 * 受験者は問題点と感じたが、試験官(検定員)の目では問題点と判断されなかった場合 * 試験官(検定員)も問題点には気づいていたが、減点までには当たらないとして採点しなかった場合(見逃してくれた場合) 試験中にコースを間違えた場合、それ自体は問題ないが、正規のコースに戻るまでも採点対象となる。また、受験生自身がそのことを気にすることがミスの誘因となることがある。公正を期すため、試験中には検定員以外の者が同乗する規定がある。多くの場合、他の受験者を同乗させる。このため、今受験している人の次が同乗している人の受験の番であれば、コースを覚えることが可能となる。運転免許試験場で行われる技能試験も、ほぼ同じ方法で採点される。修了検定で検定される課題は坂道発進、クランク、S字、踏切などがある。コースは教習所で異なるが、上記の課題を織り交ぜた数パターンが予め用意され、どのコースを走るかは試験前に試験官より発表される。なお、オートマチック限定の限定解除の校内審査もほぼ同じコースを走る。ただし、こちらは卒業検定で行われる縦列駐車と方向変換もコースに含んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「修了検定」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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