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『修身要領』(しゅうしんようりょう)は慶應義塾が編纂した教訓集である。正式名称は『脩身要領』。福澤諭吉の『修身要領』として知られているが、福澤が編纂したものではなく、実際には、福澤の弟子や子息が集まって編纂したものである。 == 成立 == 福澤は、1898年(明治31年)から『時事新報』に連載された『福翁自伝』の最後で、「私の生涯のにしてみたいと思うところは、全国男女の気品を次第々々に高尚に導いて真実文明の名に恥ずかしくないようにすること」であると述べている〔富田正文校訂 『新訂 福翁自伝』、岩波書店〈岩波文庫〉、1978年、ISBN 4-00-331022-5 の「老余の半生」の章にある「人間の慾に際限なし」(317頁)を参照。〕ように、国民の道徳を高める必要性を感じていた。しかし、同年9月26日に脳出血で倒れたため、書物を執筆することが困難になった。そのため、弟子の小幡篤次郎・門野幾之進・鎌田栄吉・日原昌造・石河幹明・土屋元作および長男の福澤一太郎等に命じて、新しい道徳から成る教訓集を編纂させることになった。教訓集は、福澤が『修身要領』と名づけて、『時事新報』1900年(明治33年)2月25日号に発表された。〔『福沢諭吉選集』〈第3巻〉、岩波書店、1980年、ISBN 4-00-100673-1 を参照。〕また、同年6月に福澤が全文を揮毫し、1901年(明治34年)7月25日に単行本が発行された。〔「近代デジタルライブラリー」収録『修身要領 』を参照。「明治三十三年六月 病後初筆 福澤諭吉」と記されている。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「修身要領」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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