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『俺たちに明日はない』(おれたちにあすはない、原題:''Bonnie and Clyde'')は、1967年製作のアメリカ映画。世界恐慌時代の実在の銀行強盗であるボニーとクライドの、出会いと死に至るまでを描いた犯罪映画。アメリカン・ニューシネマの先駆的作品として有名。 == あらすじ == 1930年代に各地で強盗を繰り返したクライド・バロウとボニー・パーカーの実話を元に描かれている。 クライド・バロウ(ウォーレン・ベイティ)は刑務所から出所してきたばかりのならず者だ。彼が田舎町のウェイトレスであるボニー・パーカー(フェイ・ダナウェイ)の母親の車の周りをうろつき、それをボニーに見咎められる場面から映画は始まる。普段の生活に退屈していたボニーはクライドに興味を持ち、クライドが彼女の面前で食料品店の強盗を働くことで更に刺激される。二人は車を盗み、町から町へと銀行強盗を繰り返すようになる。 二人で旅をするうちにボニーはクライドにますます惹かれていくが、クライドは自分が恋人になるような男じゃないと言って彼女を拒絶する。ある夜ボニーはクライドの体を求めるが、インポテンツのクライドは女嫌いと言って彼女を避けたため、ボニーは失望する。これはクライドにとっても寂しいことであったが、それでも二人のお互いに対する愛情は変わらなかった。 やがて強盗を続けるボニーとクライドに、頭の鈍いガソリンステーションの店員C・W・モス(マイケル・J・ポラード)が車の整備係として仲間入りする。更にクライドの兄バック(ジーン・ハックマン)と彼の妻ブランチ(エステル・パーソンズ)も一行に加わり、ボニーとクライドの強盗団はバロウズ・ギャングとして新聞で大々的に報道されるようになる。銀行強盗をしても、貧しい銀行の客からはお金を奪わないということもあり、ボニーとクライドは世界恐慌時代のロビン・フッドとして民衆のヒーローとなる。 警察が警備を強化しても、ボニーとクライドの強盗団は捜査の網を掻い潜り逃走を続ける。ある日、彼らはテキサス・レンジャーの一人ヘイマーを捕らえ、彼を辱めたのち手錠を掛けて池に漂流させる。逃避行を続ける最中、ボニーは母親が恋しくなり、仲間を連れて故郷で親戚たちとピクニックをする。しかし母親は犯罪に手を染めたボニーと、彼女の恋人のクライドを冷たくあしらうのだった。 一仕事を終えた後に空き家で寛ぐボニーとクライドの強盗団は、テキサス・レンジャーたちに襲撃される。激しい銃撃戦の最中にバックは瀕死の重傷を負い、ブランチも失明寸前の怪我をする。林の空き地で朝を迎えた彼等は、追ってきたテキサス・レンジャーたちに再度襲われ、バックとブランチは捕まってしまう。ボニーとクライドも銃弾を受けるが、辛くもC・Wと共にその場から逃走する。隠れ家を求めてボニーとクライドは、強盗団の中で唯一身元が判明していないC・Wの父親であるアイヴァン・モスの農場を訪ねる。一行はそこで傷が癒えるまで潜伏することになった。 アイヴァンの農場で束の間の安息を楽しむボニーとクライド。二人はここで初めて情を交わす。一方その頃、警察に拘留中のブランチは、復讐に燃えるヘイマーに言葉巧みに誘導尋問され、C・Wの本名を喋ってしまう。また、ボニーとクライドを匿うアイヴァンも内心は二人のことを快く思わず、子供可愛さに警察と司法取引をする。 怪我から回復した後、買い物をするため隠れ家から出てきたボニーとクライドは、ヘイマーが仕掛けた罠に嵌ってしまう。郊外で車から降りた所を、待ち伏せしていたヘイマーたちからの一斉射撃を浴びて絶命するボニーとクライド。蜂の巣となった彼等の死体に、ヘイマーやアイヴァンたちが近づいていくショットで映画は幕を閉じる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「俺たちに明日はない」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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