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倉嶋 康(くらしま・やすし、1933年1月7日 - )は、日本のジャーナリスト。冒険家。社会活動家。 == 人物 == 長野県出身。長野県立長野北高等学校、早稲田大学を経て、1956年に毎日新聞社入社。 毎日新聞社入社後は福島支局に配属される。福島在勤2年目の1957年、松川事件被告人のアリバイを立証する証拠である『諏訪メモ』を福島地方検察庁郡山支部の支部長が保管していることを掴み、検事への聞き取り調査を進めて諏訪メモの存在を確認し、1957年6月29日付毎日新聞福島版記事でこれをスクープ報道〔スクープの数々24・松川事件 新聞記者になりたい人のための入門講座 2011年5月11日〕。それが端緒となって最高裁判所が1959年に原判決を破棄して仙台高等裁判所での審理差し戻しを命じ、紆余曲折を経て1963年に最高裁判所で改めて被告人全員無罪判決が言い渡される道を切り開くこととなった。 毎日新聞では、松本と長野でそれぞれ支局長を務めた。 冒険家としては、1977年に『すばらしい世界旅行』(日本テレビ)の企画シリーズの一つとして竹イカダに乗りフィリピン・ルソン島から日本までを34日間かけて黒潮を漂流して柳田國男の「日本民族の南方渡来説」を立証した。これは『竹筏ヤム号漂流記』(毎日新聞社)、『ヤム号漂流記』(双葉社)として纏められた。 1986年に「飛天隊」という凧揚げ愛好者の全国団体を結成、民族凧を通じての文化親善交流のため30ヵ国に遠征。1998年の冬季オリンピック長野大会招致に大きな役割を果たし、長野オリンピック組織委員会のプレスコーディネーターを勤める。 オリンピック終了後はナガノが世界に呼びかけた「環境にやさしいオリンピックを」というメッセージを託されて、長野市から2002年冬季オリンピック開催地のソルトレイクシティまで13,355kmを自転車と帆船で移動して無事に届けた。 この経験を基にNPO法人NASL地球環境フォーラムを設立し、2002年に長野市に市民や観光客が自由に乗れるカギなしの無料貸し自転車「みどりの自転車」を配置。健康・環境都市づくりに功績があったとして環境大臣賞を受けた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倉嶋康」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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