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倉谷鉱山 : ミニ英和和英辞書
倉谷鉱山[くらたにこうざん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [そう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator
鉱山 : [こうざん]
 【名詞】 1. mine (ore) 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

倉谷鉱山 : ウィキペディア日本語版
倉谷鉱山[くらたにこうざん]

倉谷鉱山(くらたにこうざん)は、石川県石川郡犀川村(現在は金沢市に編入)の犀川最上流域にあった鉱山である。
主な産出金属は、
== 概要 ==
犀川上流の支流倉谷川西岸の山中にある。昭和中期まであった倉谷集落からは南方にあたり、成ヶ峰(標高1055.8m)の東斜面にあたる。ただしこれは明治時代の位置であり、藩政期にはさらに鉱区が拡がっていた可能性がある〔『加藩貨幣録』には、「奥にニ俣・倉谷とて、山林甚だ繁茂し、其の東谷は金山、西谷は銀山なり」との記述がある。一方、『石川県石川郡誌』石川県石川郡自治協会(1927年)や、二十万分一輯製図『金澤』陸地測量部(明治21年)によると、現在の倉谷川は東谷川、現在の二又川は西谷川と記されている。先の西谷が西谷川とすると、鉱区が現在の二又川まで拡がっていた可能性が出てくる。〕。
藩政期には「倉谷山」または「倉谷かね山」と呼ばれていた。本鉱山は犀川最上流部に位置するため、今日では山間奥地の行き止まり感が強いが、かつては倉谷集落から、いわゆる塩硝街道(富山県道54号福光上平線)沿いのブナオ峠や中河内(なかのこうち)集落等に通ずる道があり〔陸地測量部明治42年測図五万分一地形図など〕、鉄道・自動車発達前の明治期以前は、越中との交易ルートとして機能していたと考えられる。
金山としての知名度が高いが、藩政期の産出は銀を主体とした。銀含有方鉛鉱から銀を採取していた。一方で金沢城の鉛瓦に用いた鉛は本鉱山産と言われることがあるが、鉛の同位元素比の測定から、その可能性は薄いとされる(鉛瓦は富山県新川郡長棟鉛山産とのこと)〔板垣英治「塩硝の道-五箇山から土清水へ」:上平村・平村・利賀村・城端町・福光町・金沢市・塩硝の道研究会調査報告書 『市史かなざわ』 9: 134-135(2003年)〕。菱マンガン鉱車骨鉱の産地としても知られる。なお鉱山周辺は熊出没地帯でもあり、安易に現地に踏み込むのは危険である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「倉谷鉱山」の詳細全文を読む




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