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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 候 : [そうろう] (n) classical verbal ending equivalent to colloquial -masu ・ 候補 : [こうほ] 【名詞】 1. candidacy ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
候補キー(こうほキー、英語:candidate key)は、コンピュータのリレーショナルデータベース(関係データベース)のリレーショナルモデル(関係モデル)において、スーパーキーのうち、既約(irreducible)の形のものをいう。 既約とは、ここでは、それを構成する属性(列)のどれか一つでも欠ければ一意性が確保できなくなること、つまり冗長な属性を含まないことをいう。極小(minimal)ともいう。 要するに、組(行)の識別のために必要な、属性またはその集合が候補キーである。候補キーは、組(行)の「アドレス」あるいは「識別子」だと考えることもできる。 候補キーという名は、それが主キーとして選ばれる候補であるところから由来する。 一つのリレーション(関係、表)には、リレーションというものの定義上、少なくとも一つ候補キーが存在する。一つの関係に候補キーが二つ以上存在することもある。 例えば、市町村(市町村ID, 市町村名, 都道府県名)というリレーションの場合、市町村ID と が候補キーである。なお、市町村名には多少の重複があるため(府中市など)、市町村名は単独では候補キーにならない。 NULLを許容する候補キーというものを認めるかについては諸説ある。一部の人々は、主キーには認められないが候補キーには認められると、考えている。別の人々は、主キーには認められないし候補キーにも認められないと、考えている。主キーには認められないが候補キーには認められるという考えについては、候補キーのうちの任意に選ばれた一つが主キーであるとする定義とは矛盾する。 なお、SQLの方言における CREATE UNIQUE INDEX 文で指定される一意性制約は、厳密には候補キーとは別の概念であるから、一意性制約にNULLを許すことができるものがあることは、ここでの議論に必ずしも影響しない。 == 関連項目 == *リレーショナルデータベース(関係データベース) *リレーショナルモデル(関係モデル) *主キー *スーパーキー *代理キー *リレーションの正規化 *SQL 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「候補キー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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