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東漢氏(やまとのあやうじ)は、「東漢」を氏の名とする氏族。倭漢氏とも記述される〔kotobank,大辞林「倭漢氏・東漢氏 」〕。 == 渡来集団として == 『記・紀』の応神天皇の条に渡来したと記されている漢人系の阿知使主を氏祖とする帰化系氏族集団である。東漢氏は集団の総称とされ、門脇禎二は「東漢氏はいくつもの小氏族で構成される複合氏族。最初から同族、血縁関係にあったのではなく、相次いで渡来した人々が、共通の先祖伝承に結ばれて次第にまとまっていったのだろう。先に渡来した人物が次の渡来人を引き立てる場合もあったはず」と考えている。 『日本書紀』応神天皇20年9月の条に、「倭漢直の祖の阿智使主、其の子の都加使主は、己の党類十七県の人々を率いて来帰した。」と伝える。 また『続日本紀』延暦四年(785)六月条によれば、阿智王は七姓(朱・李・多・皀郭・皀・段・高の七姓漢人)と共に渡来した〔伊藤信博「桓武期の政策に関する一分析(1)」名古屋大学『言語文化論集』 v.26, n.2, 2005, p9〕。 また、『古事記』応神天皇の件に、「秦造の祖、漢直の祖、が渡来してきた」とある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東漢氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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