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倭刀 : ミニ英和和英辞書
倭刀[わとう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [わ, やまと]
 (n) ancient Japan
: [かたな, とう]
 【名詞】 1. sword 2. saber 3. sabre 4. knife 5. engraving tool

倭刀 : ウィキペディア日本語版
倭刀[わとう]
倭刀(わとう、Wo-Dao:ウォタォ)とは、日本刀そのもの、もしくは、中国朝鮮で製作された日本刀を模したを指す。中国や朝鮮で製作された倭刀は、などの刀装が中国風の物もある。なお、中国で製作された倭刀は、大太刀がもとになった苗刀のみではなく、太刀打刀を模した物もあった。
代より日本刀は貿易によって中国に伝えられており、同時代の欧陽脩が『日本刀歌』を詠み、日本刀を絶賛している。また、代初期には、明の朝廷の軍器局によって、倭刀が製作され始めた。
倭寇により明軍が総崩れになり、その軍をたて直し撃退した武将戚継光(1528年-1587年)は、辛酉年(嘉靖40年(1561年))に対倭寇戦の陣上で『影流目録』断簡を得た。これは日本の陰流剣術のものと推測される。この目録は戚継光が著した『辛酉刀法』に掲載された。さらにまた、茅元儀の『武備志』にも掲載された。
これには「は軽快で、前後左右に飛び回り、で斬ろうと近づこうにも、刀の方が長く近づきにくい。また、で突こうにも柄ごと両断されてしまう。」
とある。
戚継光は、対倭寇戦で倭寇から得た鳥銃(火縄銃)を装備した兵に倭刀を装備させ、倭刀装備の鳥銃兵を含む部隊(戚継光の考案した部隊編成の特徴は、同一の装備の兵ごとに部隊を分けるのではなく、多様な装備を持つ兵を一定の比率で混在させたものであるため)をどのように運用するかを研究し、アルタン・ハントモン・ハンの侵入を撃退することに成功した。
その後、明末期から初期にかけて倭刀を使用した武術が成立した。それらの武術については苗刀の記事を参照のこと。
== 関連項目 ==

*倭刀術
*苗刀(みょうとう)
*日本刀
*中国武術
*
*大太刀野太刀
*日本の武術

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「倭刀」の詳細全文を読む




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