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倭彦王(やまとひこのおおきみ〔/やまとひこのおう〔「倭彦王」 『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』講談社(リンクは朝日新聞社「コトバンク」)。〕、生没年不詳)は、『日本書紀』に伝わる古代日本の皇族(王族)。 第14代仲哀天皇の五世孫である。『古事記』に記載はない。 == 系譜 == 『日本書紀』では倭彦王の出自について足仲彦天皇(第14代仲哀天皇)の五世孫とするが、具体的な系譜は記されていない。『釈日本紀』では誉屋別皇子(仲哀天皇皇子)の子孫かと見えるが、その根拠は詳らかでない〔『新編日本古典文学全集 3 日本書紀 (2)』小学館、2004年(ジャパンナレッジ版)、pp. 286-287。〕。 なお、皇親の四世王から五世王への拡大が慶雲3年(706年)に定められていることから、世数に関しては『日本書紀』(720年成立)編纂時での造作の可能性が指摘される〔「2-2-3 倭彦王説話の意味」 『福井県史 通史編1 原始・古代』 福井県、1993年。〕。継体天皇も応神天皇の五世孫とされるが、こちらに関しては7世紀頃成立の『上宮記』(『釈日本紀』所引)に系譜が詳述されており世数の造作は無いとする説がある一方で〔、記紀ではその系譜が採用されず不完全な系譜の記載にとどまることから、継体天皇の系譜もまた慶雲3年以降の成立とする説がある〔堀大介 「「越」の豪族・三尾氏と三国氏」『古代史研究の最前線 古代豪族』 洋泉社、2015年、pp. 178-179。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「倭彦王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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