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stationary front, stationary weather front =========================== ・ 停 : [てい] (n) stopping ・ 停滞 : [ていたい] 1. (n,vs) stagnation 2. tie-up 3. congestion 4. retention 5. accumulation 6. falling into arrears ・ 停滞前線 : [ていたいぜんせん] stationary front, stationary weather front
停滞前線(ていたいぜんせん, stationary front)は、暖かい空気と冷たい空気の勢力がほとんど等しい接触面で発生する前線。他の前線に比べて動きが遅く、停滞しているように見えることから名付けられた。 == 特徴 == 日本付近をはじめとした北半球では、北極に近いほど冷たい寒気団が、赤道に近いほど暖かい暖気団が存在している。そして、これらの気団で構成される高気圧がいくつか存在し、季節によって弱くなったり強くなったりしている。 高気圧からは(その高気圧を構成する)気団と同じ性質を持った空気が気流(風)として吹き出しており、より気圧の低いほうへと流れていく。すると、2つの方向からこの気流が流れてきてぶつかる地域が出現する。 ここで、2つの気流のどちらかがもう1つよりも強い勢力関係にあると、温暖前線や寒冷前線となる。2つの気流のどちらとも同じくらいの勢力関係であれば、停滞前線となる。 このとき、気流の吹き出しは前線の南北で拮抗しているか、南北両方とも吹き出しが弱い状態にある。気流の方向は、高気圧性の時計回りの風向によるので、前線の北側は東や北東の風、南側は西や南西の風となる。 北側の寒気、南側の寒気どちらかの勢力がもう一方を上回ると停滞状態は解消される。温暖前線や寒冷前線に変わる場合もあれば、規模が小さいため天気図上には描かれなくなることもある。 前線の周りの空気の構造を見てみると、温暖前線と同じように、寒気の上に暖気が緩やかな角度で乗り上げる形をしていることが多い。ただ、天気図で停滞前線として描かれていても、局地的には寒冷前線のような構造であったりすることがある。これは、天気図が総観スケールの気象状態を描くことを重視しているためである。 停滞前線の長さは一般的に温暖・寒冷前線と同じ数百km~2,000km程度であるが、時に3,000~4,000kmくらいの長さに伸びることもある。上空から見た前線の雲域は幅500~1,000kmくらいである。雲の大部分は前線の北側にある。又、前線の北側300km以内で降水があることが多い。 前線には低気圧がつきものであり、停滞前線も例外ではない。しかし、停滞前線の場合は低気圧があまり発達せず、天気図に描かれないことも多い。一方、上空では明瞭な気圧の谷を伴う。また、停滞前線上に低気圧が発達すると、反時計回りの風向になって停滞前線が解消され、温暖前線や寒冷前線に変わってしまう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「停滞前線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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