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健康食品(けんこうしょくひん)は、健康の保持増進に役立つものであると機能が宣伝され販売・利用されることで、学術的な認識とは独立して社会的な認識においては他の食品と区別される一群の食品の呼称である〔平成14年版厚生労働白書 、厚生労働省〕〔「健康食品」に係る制度のあり方に関する検討会の提言 、厚生労働省〕。健康食品の一部は行政による機能の認定を受け「保健機能食品」と呼ばれるが、それ以外では効果の確認及び保証はなされない。また業界団体である日本健康・栄養食品協会は(旧)厚生省の指導により規格基準を設定し、1986年より「健康補助食品」の認定マーク(JHFAマーク)を発行している〔「健康食品」、現代用語の基礎知識、「食生活」、1995年版、株式会社自由国民社〕。「いわゆる健康食品」や「健康志向食品」などの用語も使用される。 == 定義 == 日本の法律(医薬品医療機器等法及び食品衛生法)では、口に入る物は「食品」か「薬」のどちらかであり、「健康食品」というカテゴリーは存在しない。健康食品は法律上、「食品」として扱われる。(詳しくは分類の項参照) 2003年から2004年にかけて13回行なわれた行政による「健康食品に係る制度のあり方に関する検討会」においての定義は「広く、健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般」とされている〔「健康食品」に係る今後の制度のあり方について(提言)(平成16年6月9日)厚生労働省医薬食品局食品安全部 (厚生労働省)〕。 1991年に保健機能食品制度が定められ、国の定めた規格や基準を満たす食品については保健機能を表示することができるようになった。保健機能食品には、科学的根拠を提出し表示の許可を得た特定保健用食品(トクホ)と、特定の栄養素を含み基準を満たしていれば表示が可能となる栄養機能食品がある。「健康食品に係る制度のあり方に関する検討会」では、健康食品から保健機能食品を除いたものを、「いわゆる健康食品」と表現している〔。 独立行政法人である国立健康・栄養研究所では、「健康食品の安全性・有効性情報」というデータベースを公開し情報の提供の役割を担っている。2007年2月には、国立健康・栄養研究所の監修で『健康食品データベース』〔『健康食品データベース』 国立健康・栄養研究所監修、2007年2月。ISBN 9784804110967。原著 ''Natural medicines comprehensive database''〕という書籍が翻訳され発行されているが、英語の原題中の Natural medicines の和訳が健康食品である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「健康食品」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Health food 」があります。 スポンサード リンク
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