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偽ドミトリー2世(にせドミトリーにせい)( ; False Dimitri II, ? - 1610年)はロシア帝国の動乱時代にイヴァン4世の末子ドミトリー皇子を僭称した2人目の人物。トゥシノを本拠としたことから、「トゥシノの悪党」と呼ばれた。 == 生涯 == 偽ドミトリー1世が1606年5月に殺された後、殺されたはずの偽ドミトリー1世が『奇跡的に助かった』とされる噂が流布する中でロシアとポーランドの国境に現れ、モスクワへ進軍した。モスクワの占領には失敗するものの1608年夏から1610年春までの間モスクワ近郊のトゥシノに本営を構え勢力を保った。しかし、彼を支援していたポーランド国王に見限られ、根拠地トゥシノから逃亡し、逃亡の途上に仲間によって殺された。 偽ドミトリー2世は本物のドミトリー・イヴァノヴィチの生母であるマリヤ・ナガヤより「本物」と認められ、偽ドミトリー1世の正妻だったマリナ・ムニシュフヴナと結婚して子供をもうけた。子供は「小悪党」と呼ばれてコサックに擁立されたが、1614年にミハイル・ロマノフによって処刑された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「偽ドミトリー2世」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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