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この記事では、備蓄が奨励されている品物について解説する。 == 概説 == 様々な行政機関によって備蓄が推奨されている物品であり、特定の呼称があるわけではない。 ;農林水産省など 農林水産省や厚生労働省は、2009年3月に2009年新型インフルエンザ対応も視野に入れて、食料品の備蓄を奨めている「ガイド」(パンフレット)を公表した〔: 農林水産省〕〔: 厚生労働省〕。2週間分程度の生活必需品を確保すべきとされている。地震災害とは異なり、電気・ガス・水道といったライフラインがある程度確保されていることを前提としている〔。 農林水産省は、インフルエンザの場合は、電力・ガス・水道が使えなくなる事態を想定して3日程度の食料備蓄を推奨。2009年新型インフルエンザについては、発熱外来へ連絡の上適切な治療を受ければ軽症ですむとされているものの、感染時に重症になるリスクの高い妊娠中の女性、糖尿病、心臓病、高血圧、喘息、リウマチなどの持病を抱えた人は十分に注意する必要がある、とされた。 ;政府広報オンライン 政府広報オンラインの2011年8月版では、災害時に備えた備蓄品に関して解説してあり〔政府広報オンライン 〕、それによると「3日分を目安に」という考え方もあるが、きわめて広い範囲に被害が及ぶ巨大地震を想定し『1週間分以上の備蓄が望ましい』とする指摘もあるという〔。具体例として、次のようなものを挙げた〔。 *飲料水、一人1日3リットルを目安として、3日分 (つまり9リットル)〔 *食品、ひとりあたり最低でも3日分〔 * お米(アルファ米など1人あたり5食分)〔 * ビスケット、板チョコ、乾パンなど〔 * 下着、衣類〔 * トイレットペーパー、ティッシュペーパー〔 * マッチ、ろうそく〔 * カセットこんろ〔 ※ 他にも「非常持ち出し品」(リュックや防災袋入り)も用意しておく、という前提での話。 ;経済産業省 経済産業省では2014年、9月1日の防災の日に合わせ、経済産業省本館1階において、トイレットペーパーの備蓄推進に関するパネル展示を行った。目安としては1カ月分。 ;総務省消防庁 消防庁では「備蓄品チェックシート」を掲載した。そこには次のものが掲載されている。 * 飲料水 最低3日分 * 食料品 * レトルト食品やアルファ米 * インスタントラーメン、カップみそ汁 * 生活用品 * 給水用ポリタンク * カセットコンロ * ティッシュペーパー * ウェットティッシュ(入浴できない場合に、身体がふける) * ラップフィルフ(「サランラップ」「ポリラップ」等々と呼ばれているもの) * 紙皿、紙コップ、割り箸 (補注 - 紙皿にラップフィルムやビニール袋を重ねることで、使用後にそれをめくって捨てれば、災害時に水が得にくい状況下で食器を洗わずに繰り返し使える。) * 簡易トイレ * 水のいらないシャンプー * ビニール袋(雨具、敷物、簡易トイレなどとしても使用可能。不透明のものがよい) * ロープ * 工具セット * ほうきとちりとり * ランタン * 長靴 ※ 災害の後に取りにゆけるよう(全てを自宅に置くのではなく)倉庫や自動車のトランクなどにも分けて備蓄しておくとよい、とのこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「備蓄推奨品」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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