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『僕の妹は漢字が読める』(ぼくのいもうとはかんじがよめる)は、かじいたかしによる日本のライトノベル作品である。イラストは皆村春樹が担当。2011年7月にHJ文庫(ホビージャパン)より発売された。 本作は2010年に募集された第5回ノベルジャパン大賞(現: HJ文庫大賞)で銀賞を受賞した作品「妹は漢字が読める」より改題を経たものである。 また、ホビージャパンが2011年12月にオープンしたウェブコミック配信サイト『コミック・ダンガン』で漫画化作品が連載されていた。作画は日辻ハコ。 == 舞台・設定 == 萌え文化が蔓延し、漢字が使われなくなった2202年の日本と、萌え文化がまだ広まる前の201×年の日本を舞台とする。 平仮名と片仮名で書かれた萌えを描いた小説作品、『おにいちゃんのあかちゃんうみたい』、通称おにあかが2060年に発表され、日本文化に多大なる影響を及ぼした。その結果、言語革命を経て21世紀後半までに漢字の使用がなくなり、23世紀の日本には萌え文化が蔓延した。そこでは「萌え」を題材とする文学が「正統派文学」と呼称されて広く親しまれ、漢字を使用するかつての日本語は「近代文」と呼ばれてほとんどの日本人には読めなくなっていた。 1巻冒頭には、本作は主人公であるイモセ・ギンが23世紀に書いた小説『かんじよむ いもうと』(2巻は『かんじよむ いもうと2』)が21世紀向けに意訳されたものであるという記述がある。本文は基本的にギン視点で記述されている。 なお、23世紀の地名や人名は片仮名で表記されているが、それは漢字の実用が終わりかけた21世紀後半に漢字に片仮名でルビが振られていた頃の名残である。また、話し言葉自体は21世紀と23世紀に大差なく、両時代の人間の言葉は通じる。 また、38世紀では日本語がさらに変化し、記号と数字のみで表記されるようになり、23世紀における『正統派文学』も『近代文』もすべて『古代文学』として扱われるようになっていることが示唆されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「僕の妹は漢字が読める」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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