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元弼[げん ひつ]
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・ 元 : [げん, もと, がん] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former
元弼[げん ひつ] 元弼(げん ひつ、生没年不詳)は、中国の北魏の皇族。済陰文献王。字は邕明. == 経歴 == 北魏の済陰王元鬱の子として生まれた。性格は剛直で、文学に通じ、中散大夫に任ぜられた。嫡子として済陰王の爵位を継いだが、叔父の尚書僕射元麗が于氏を寵愛して、元弼の王爵を奪い、同母兄の子の元誕に済陰王位を与えた。このため元弼は人士との通交がなくなり、病と称して私邸にひきこもった。宣武帝が侍中として召し出したが、元弼は上表して固辞し、嵩山に入って穴居し、布衣のまま蔬食し、死去した。528年(建義元年)、子の元暉業が王爵の回復を訴えた。530年(永安3年)、尚書令・司徒公の位を追贈され、諡を文献といった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「元弼」の詳細全文を読む
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