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元斌之 : ミニ英和和英辞書
元斌之[げん ひんし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げん, もと, がん]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former 
: [これ]
 (int,n) (uk) this

元斌之 : ウィキペディア日本語版
元斌之[げん ひんし]
元斌之(げん ひんし、生没年不詳)は、北魏西魏皇族。潁川王。は子爽。
== 経歴 ==
北魏の安楽王元詮の子として生まれた。527年孝昌3年)、東郡の趙顕徳の反乱軍を討ち、これを斬った。この年、兄の安楽王元鑑とともに相州葛栄に下った。北魏の都督の源子邕に夜襲を仕掛けたが、敗れて葛栄のもとに逃れた。葛栄が滅ぶと、北魏に戻った。534年永熙3年)2月、潁川郡王に封じられた。7月、高歓洛陽に迫ると、斌之は孝武帝の命により、斛斯椿と武牢に駐屯した。しかし斌之は軍権をめぐって斛斯椿と争ったため、高歓の進軍を阻むことができなかった。孝武帝は関中に向かい、斌之は成臯で高歓と戦って敗れ、南朝梁に亡命した。536年大統2年)、長安に入り、西魏に帰順した。尚書令に上った。後に死去すると、太尉の位を追贈された。は武襄といった。
残された妻の宋氏は東魏高澄の側妻となり、北斉の河南王高孝瑜を産んだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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