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元稹 : ミニ英和和英辞書
元稹[げん, もと, がん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げん, もと, がん]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former 

元稹 ( リダイレクト:元シン ) : ウィキペディア日本語版
元シン[げん しん]

元稹(げん しん、またはげん じん 、779年大暦14年) - 831年大和5年))は、中国代中期の詩人文人宰相微之。郡望は河南洛陽(河南省洛陽市)であるが、長安靖安里に生まれた。
== 略歴 ==
彼はの王拓跋什翼犍北魏の昭成帝)の末裔であった。しかし、彼の代には零落し、幼くして父を失い母の手一つで育てられた。15歳で明経科に、28歳で進士に合格、左拾遺から河南(洛陽)の県尉さらに監察御史となったが、宦官仇士元との紛争で江陵府の司曹参軍に左遷された。虢州の長史をしているときに召し出されて首都へ行き、中書舎人・承旨学士となり、穆宗の時に工部侍郎・同平章事(宰相)に進んだが、4ヶ月で罷免され、都を出て同州刺史となり、越州に転じ浙東観察使を兼ねた。827年頃に都にもどり、尚書左丞検校戸部尚書となり、鄂州刺史に武昌軍節度使を兼ね、その地で急病により没する。
出世に熱心のあまり、監察御史であったときはしばしば地方官の不正を糾弾し、大政治家の裴度と勢力争いに及ぶ。元稹はその詩文を穆宗に喜ばれ、さらに宦官の巨頭・崔潭峻と仲がよいので任官できたとも言われる。一時期不遇で文学に専心。楽府体の詩歌に社会批判を導入し、叙事詩的手法を駆使して新楽府という新生面をひらく。そのため「才子」とも称せられた。やがて白居易と「元白」と並称されるほど交流を深め、和答に次韻という形式を創造し「元和体」または「元白体」として一世を風靡した。短編小説の『鶯鶯伝』〔今村与志雄訳注 『唐宋伝奇集』(上)に収録(岩波文庫)。〕 では曲折に富む構成と達意な筆致で、以後に流行する小説〔井波律子『中国文章家列伝』(岩波新書)第三章「元稹 中国最初の小説家」による〕を先導した。『元氏長慶集』60巻にほぼ全作品が収められている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yuan Zhen 」があります。




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