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兄弟仁義(きょうだいじんぎ)は1965年3月10日に北島三郎が発売したシングルレコードおよび、それを主題歌として1966年4月23日に東映で公開された日本映画である。 ==概要== ヤクザ渡世における兄弟分の契りをテーマにした歌曲と映画であり、双方共に大ヒットした。歌曲はミリオンセラーを記録し〔『読売新聞』1989年3月12日付東京朝刊、37頁。〕、2014年現在でも北島の代表的なレパートリーのひとつである。映画は当時の北島の俳優としてのキャリアがまだ浅かったため、低予算の白黒作品であり、北島と若手の松方弘樹、大物スターの鶴田浩二の三人の比重は、ほぼ同等である。映画で流れる配役の書き出しは松方から始まり、北島は二番手、鶴田は留めで友情出演の注釈有り。大ヒットしたことにより以後は北島主演でシリーズ化され、鶴田ら大物スターが特別出演をする任侠映画の傑作として名高い。 1964年の『日本侠客伝』第一作で、岡田茂京都撮影所所長と俊藤浩滋は「主人公とそれを支える流れ者」という形に眼をつけた〔#やくざなり24-25頁〕。これなら男同士の情念も描けるし、やはり1964年から製作が始まった鶴田浩二主演の『博徒シリーズ』には無い形なので「独自のカラーが出せる、毎回これでいこうや」となって、毎回ゲストを出しては途中で殺すパターンが出来上がった〔。このパターンを発展したのが1965年からの『昭和残侠伝シリーズ』で、流れ者の殴り込みを一本立ちさせたのがこの『兄弟仁義』シリーズとなる〔。「東京撮影所でも高倉健のシリーズを」となって始まったが中身は『日本侠客伝』の時代を終戦直後に変更しただけで、中村錦之助の役が傘を持った池部良に変わっただけであった〔。『日本侠客伝シリーズ』の脚本家・笠原和夫がプロデューサーの吉田達に「オレの盗作じゃないか」とクレームをつけたといわれる〔#任侠青春68頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「兄弟仁義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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