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充電式EVOLTA : ミニ英和和英辞書
充電式EVOLTA[じゅうでん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

充電 : [じゅうでん]
  1. (n,vs) (1) charging (electrically) 2. (2) electrification 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 

充電式EVOLTA ( リダイレクト:EVOLTA#.E5.85.85.E9.9B.BB.E5.BC.8FEVOLTA ) : ウィキペディア日本語版
EVOLTA[えぼるた]

EVOLTA(エボルタ)は、パナソニックが発売しているアルカリ乾電池充電式ニッケル水素電池の上位製品に付けられているブランド名である。
2008年4月26日にアルカリ乾電池「EVOLTA」が発売され、同年10月1日充電式ニッケル水素電池充電式EVOLTA」が発売された。また、そのエントリーモデルとして2010年4月20日に「充電式EVOLTA e」が発売された。
名称は、英語で「進化」を意味する「EVOLUTION」と、「電圧・みちあふれようとする力」を意味する「VOLTAGE」から「E」「V」「O」「L」「T」「A」の6文字が取られたことに由来する〔新・乾電池「EVOLTA(エボルタ)」を発売 プレスリリース 2008年1月15日〕。
== EVOLTA ==

2008年4月26日に、事実上のオキシライド乾電池の後継製品として発売されたアルカリ乾電池である(発売当時の社名は松下電器産業株式会社・松下電池工業株式会社)。正極に二酸化マンガンMnO2黒鉛Cと新開発のオキシ水酸化チタンを、負極に亜鉛Znを使用している。
電池の外装缶には新開発の「超薄型差厚缶」を使用し封口部の強度を上げ、またガスケットの構造と材料を改良し、強度を保ちつつ外装缶自体の体積を減らした。それにより発電に必要な材料の内容量を増やし、正・負極の材料も改良、材料を従来品と比べて高密度に充填することにより、発電の反応効率を上げることに成功している〔。
これらの改良により、世界No.1の長持ち性能〔2009年3月1日現在、アルカリ単3乾電池でのANSI・IEC・JIS基準における全放電モードの平均値より(パッケージ包装に記載)〕と業界最長〔2008年1月15日現在。アルカリ乾電池において。保存条件、常温保存20±2、相対湿度60%±15%〕の使用推奨期限10年を実現した〔〔2012年には、パナソニックアルカリ乾電池も改良を施し、EVOLTAと同じ使用推奨期限10年を実現している。〕。また、「世界一長持ちする単3形アルカリ乾電池」としてギネス世界記録に認定されている。
パナソニックは公式サイトで通常のアルカリ乾電池と区別したり、EVOLTA専用の公式サイトも用意するなど、通常のアルカリ乾電池との差別化を図っている。(ただし、分類上はアルカリ電池である。)
EVOLTAの発売により、パナソニックは国内電池市場のシェアを2008年の4割から2009年に5割に引き上げることを目標としている。アルカリ乾電池市場の世界シェアも2006年の19%から、2009年には26%に引き上げることを目標としている。
なお、上記の改良により国際規格の範囲内で乾電池の外形寸法の変更を行った。このため、電池ケースの寸法との関係で電池が入りにくい場合や、電池のプラス極側が機器のプラス端子に届かないために機器が作動しない場合があるとして、パナソニックでは注意を呼びかけている〔新アルカリ乾電池EVOLTA(エボルタ)のご使用にあたってのお知らせ パナソニック株式会社 エナジー社 2008年10月1日(第3版)〕。
EVOLTA登場による、ユーザーサイドでの変わった歓迎例としてはミニ四駆用ハイパワー電池としての使用例(EVOLTAがアルカリ乾電池であることと当時のニッケル水素が使用不可というルールが理由)があったが、2011年2月現在はルール改定のため当てはまらなくなった〔EVOLTA発売当時のミニ四駆公認競技会規則では使用できる電池がマンガン電池・アルカリ電池・ニッケルカドミウム電池のみとされており、それが適用される競技ではeneloopや充電式EVOLTAなどのニッケル水素電池やオキシライド電池が原則使用できなかった。そのためアルカリ乾電池であるEVOLTAはそのパワーもあってそれなりに重宝されているという現象が起こっていたようである。しかし、その後のルール改定で2011年以降は特に但し書きがない限りタミヤブランドの電池しか使用できなくなり 、また同時にタミヤブランドでニッケル水素電池(FDK製)が発売され、事実上ニッケル水素電池の使用が限定的に解禁された。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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