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光輝焼鈍(こうきしょうどん、英語:bright annealing)は、無酸化性雰囲気にて焼鈍(やきなまし)を行う熱処理方法。金属表面が酸化されないため、焼鈍前と同等の表面を保つことができる。 大気中のような酸化性雰囲気にて行われる焼鈍においては、金属表面に酸化スケールが生成するため、この後の酸洗工程にて、酸化スケールを除去する方法が取られている(大気焼鈍:annealing and pickling)。このため表面がダル肌となり白色を帯びる。これに対して光輝焼鈍では無酸化性雰囲気中にて処理するため、酸化スケールの生成が無く、焼鈍前と同じ金属表面を得る事ができ、酸洗工程が不要となる。一般的に装飾用など、鏡のような表面光沢を必要とする場合に光輝焼鈍が用いられ、研磨工程の省略または負荷の軽減が図れる。 == 雰囲気ガス == 光輝焼鈍は真空中あるいは水素、窒素、アルゴンなどを使用して、炉内を無酸化性雰囲気として行われる。 一般的にはアンモニア分解ガス(水素75%、窒素25%)や、純水素と純窒素の混合ガスが用いられる。後者は比率を任意に変えられる利点がある。いずれの場合も-60℃以下の露点(露点温度)に管理する必要がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「光輝焼鈍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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