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『光速電神アルベガス』(こうそくでんじんアルベガス)は、1983年(昭和58年)3月30日から1984年(昭和59年)2月8日までテレビ東京系で毎週水曜日17:55 - 18:25に全45話が放送された、東映動画制作のロボットアニメ。 == 概要 == 当時のアニメ制作会社各社が、『ガンダム』ブーム後を見据えて新たなロボットアニメの方向性を模索していた中、東映も新境地の開拓を目指して前々作『百獣王ゴライオン』や前作『機甲艦隊ダイラガーXV』を制作したが、作品として満足できる評価は得られなかった。そのため本作ではロボットアニメの原点に立ち帰る形で作られている。ロボットの操縦者は熱血系の主人公、クールなNo.2、紅一点のヒロインと極めてオーソドックスなものとなった。 また玩具オリジナル企画『コンポボーイ』の設定が一部流用された。 アニメ雑誌の新番組速報等、初期の紹介記事においては『電神アルベガス』の仮タイトルで紹介された。 ロボットアニメ原点回帰のコンセプトとして「ゲッター再生」が掲げられ、3体のメカが合体して様々な能力を発揮するロボットになるという「三体合体六変化」のフレキシブルな設定はゲッターロボの拡大発展形である。玩具セールスとしては一応成功はしたが、玩具での再現性を最重視したため各形態でのプロポーションがほとんど変わらず没個性的なものになってしまい、大ヒットと言える程のものにはならなかった。 脚本は酒井あきよしと上原正三の二人がローテーションで行っていたが、終盤は酒井が次作『ビデオ戦士レザリオン』、上原は『宇宙刑事シャイダー』『星雲仮面マシンマン』の準備にそれぞれ入ったため、別の脚本家が執筆している。音楽は前2作とは異なり『マジンガーZ』などのロボットアニメや、スーパー戦隊シリーズ〔大戦隊ゴーグルファイブまで〕、メタルヒーローシリーズ〔機動刑事ジバンまで(但し超人機メタルダー及び世界忍者戦ジライヤを除く)〕などの特撮ドラマに縁が深い渡辺宙明が務めた〔なお、この音楽は、次作のビデオ戦士レザリオンでも、一部使用された。〕。 この作品で東映制作・八手三郎ロボットアニメシリーズはテレビ東京での放送を終え〔また、広告代理店の東映エージェンシーが担当した制作の最終作でもある〕、次作の『ビデオ戦士レザリオン』はTBSで放送される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「光速電神アルベガス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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