|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 免 : [めん] (n) dismissal ・ 免疫 : [めんえき] 【名詞】 1. immunity 2. immunization 3. immunisation ・ 大量 : [たいりょう] 1. (adj-na,n) large quantity ・ 量 : [りょう] 1. amount 2. volume 3. portion (of food) 4. basal metabolic rate, quantity ・ 療法 : [りょうほう] 【名詞】 1. remedy 2. medical treatment ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
免疫グロブリン大量療法(めんえきグロブリンたいりょうりょうほう)あるいは免疫グロブリン大量点滴静注療法(、略称: IVIG)とは、Fc活性をもつIgGを静脈投与する治療法である。 投与される製剤には1000人を超える献血者の血漿から抽出された多価IgG(免疫グロブリンG)が含まれている。IVIGの効果は2週間から3カ月続く。以下の3つの主要な分類群に対する治療法として主に用いられている。 * 免疫不全(X連鎖無γグロブリン血症、低γグロブリン血症、低い抗体レベルを伴う獲得免疫障害) * 自己免疫疾患(例: 特発性血小板減少性紫斑病)および炎症性疾患(例: 川崎病) * 急性感染症 == 作用機序 == 不明な点が多いがいくつかの仮説が存在する。 ;Fcγ受容体を介した機序 :大量投与されたIgGのFc部分によってFcγ受容体が阻害されマクロファージの活性化が阻害される。 ;補体を介する機序 :C3bといった補体成分とIgGが結合することでC5b-C9複合体の生成が減少する。 ;抗イディオタイプ抗体による自己抗体の制御 :抗イディオタイプ抗体によって自己抗体が中和される。 ;炎症性サイトカインの制御 :IL-1αやIL-6といった炎症性サイトカインに対する中和抗体が含まれている。 ;T細胞の制御 :サイトカインバランスに働きかけて自己免疫性疾患を調節する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「免疫グロブリン大量療法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|