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児島丸(こじままる。兒嶋丸とも表記)は、旧鉄道院(後の鉄道省)宇高航路に在籍した客船。同型船に玉藻丸がある。 船名の「児島」は、児島半島に由来する。 == 概略 == 1903年(明治36年)3月12日竣工。四国進出を計画していた山陽鉄道が長崎三菱造船所に発注した客船である。 1903年(明治36年)3月18日就航。山陽汽船商社の船舶になる。当初は尾道港~多度津港の運航であった。 1904年(明治37年)12月1日、山陽鉄道が讃岐鉄道を買収。本州四国連絡線として宇野線の建設に着手する。山陽鉄道は1906年(明治39年)12月1日に鉄道国有法により国有化される。 1910年(明治43年)6月12日、宇野線開業。同時に岡山~高松の航路と尾道~多度津の航路を統合して宇野~高松航路(宇高航路)が開設され、尾道~多度津航路の児島丸は宇高航路に転籍する。就航当初、下り1時間20分、上り1時間40分~1時間57分。1日4往復であった。 1923年(大正12年)6月26日終航。新たに山陽丸と南海丸が就航する。児島丸は1924年(大正13年)、瀬戸内連絡急行汽船に売却された。 白色の船体に黒の防舷材。煙突は黄色に赤文字という美しい客船だったという。船内電灯、立って歩ける客室、売店(ビフテキなど洋食が販売されていた)という豪華な設備があったという。 玉藻丸とは、起工、進水、竣功などはすべて同じで、外観もほとんど同じであった。窓枠の一部が異なっていたのみという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「児島丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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