翻訳と辞書
Words near each other
・ 児玉隆
・ 児玉隆也
・ 児玉雄一
・ 児玉雨子
・ 児玉頼信
・ 児玉駅
・ 児玉駿
・ 児玉高志
・ 児玉高等学校
・ 児玉麻里
児玉龍彦
・ 児神社
・ 児神社 (小牧市)
・ 児童
・ 児童の権利に関する宣言
・ 児童の権利に関する条約
・ 児童の権利擁護
・ 児童の権利条約
・ 児童の発達
・ 児童の遊びを指導する者


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

児玉龍彦 : ミニ英和和英辞書
児玉龍彦[こだま たつひこ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じ]
  1. (n-suf) child 
: [たま, だま, ぎょく]
  1. (n,n-suf) ball 2. sphere 3. coin
: [りゅう]
  1. (oK) (n) (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi)

児玉龍彦 : ウィキペディア日本語版
児玉龍彦[こだま たつひこ]

児玉 龍彦(こだま たつひこ、1953年昭和28年)3月22日 - )は、日本の医学者生物学者東京大学アイソトープ総合センターセンター長〔東京大学アイソトープ総合センターセンター長挨拶 、東京大学アイソトープ総合センターは、放射性同位元素にかかわる東京大学の教員・職員・学生の教育と先端的研究を行っている。〕兼〔東京大学組織図 2011年9月13日閲覧 東京大学先端科学技術研究センター教授〔研究者リスト 研究分野別 | 東京大学 先端科学技術研究センター
専門は、内科学分子生物学、システム医学領域、血管システム分野。
== 人物 ==
1953年(昭和28年)3月、東京都生まれ〔日外アソシエーツ「現代人物情報」によれば、出生地は東京都、出身地は「宮崎県」とされている。〕。東京教育大学附属駒場中学校・高等学校を卒業して、東京大学医学部に入学。1977年(昭和52年)、東京大学医学部を卒業。同年6月、東京大学医学部附属病院医師。東京都立駒込病院を経て、1979年(昭和54年)、東京大学医学部附属病院に医師として勤務。
1984年(昭和59年)4月、「家族性LCAT部分欠損症における血漿リポ蛋白異常(Abnormalities in Plasma Lipoprotein in Familial Partial Lecithin:Cholesterol Acyltransferase Deficiency)」の論文により、医学博士(東京大学)の学位を取得〔児玉龍彦 、東京大学学位論文データベース。〕。
1985年(昭和60年)5月、マサチューセッツ工科大学生物学部に留学して研究員となる。同大では、動脈硬化の原因となる遺伝子の研究に従事する〔日外アソシエーツ「現代人物情報」、2004年5月調査。〕。1987年(昭和62年)、「スカベンジャー受容体」と呼ばれるこの遺伝子に反応する抗体作製に成功。抗体を使い、牛の肺からめざす受容体を精製、そのアミノ酸配列をもとに遺伝子を探し出す作業を進めた〔。1989年(平成元年)、研究が未完のうちに帰国するが、その際、成田に向かう日航機の中で9歳の長男と遺伝暗号を解読し、遺伝子の存在を突きとめる〔。この遺伝子は飛行機にちなんで「プラスミドJALナンバー5」の名前で登録され、この研究の成果は、1990年(平成2年)に英国科学雑誌「ネイチャー」に発表された〔。
1989年(平成元年)4月、東京大学医学部第三内科助手に就任。1996年(平成8年)、臨床医から東京大学先端科学技術研究センター(先端研)の教授に抜擢され、新設の生物細胞医学部門を任される。先端研で臨床医が教授に就任したのは、初めてのケースである。同年には、自治医科大学名誉教授の間藤方雄が1979年(昭和54年)に発見し命名した「マトウ細胞」の存在を17年ぶりに証明した〔。
1997年(平成9年)4月、「血管と神経の老化のスカベンジャー理論」の研究に対して、東京テクノ・フォーラム21「ゴールド・メダル賞」を受賞。1998年(平成10年)、「マクロファージのスカベンジャー受容体と動脈硬化」の研究に対して、エルウィン・フォン・ベルツ賞(35周年記念賞、第35回)を受賞。
1996年(平成8年)から2002年(平成14年)まで、東京大学先端科学技術研究センター教授。同大総長補佐として、任期のある「特任教授制度」を作り、2002年(平成14年)には自ら第1号の特任教授となった。2004年(平成16年)5月、再び東京大学先端科学技術研究センター教授となる。
「老化の遺伝子の研究で、世界の最先端を行く成人病研究者。マクロファージ(大食細胞)の表面にあって血管内のゴミである酸化・変性した低比重リポたんぱくを取り込んでいる「スカベンジャー(掃除屋)受容体」を発見、動脈硬化のメカニズムを分子レベルで明らかにした。遺伝子操作をして生まれつきスカベンジャー受容体のないネズミを作り、新薬開発につながる研究として、世界中から注目を集めた。」と評されている〔読売新聞社「読売人物データベース」2011年2月16日調査、2011年8月1日閲覧。〕。
経済学者で慶應義塾大学教授の金子勝とは中学高校時代の同級生で、共著もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「児玉龍彦」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.