|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 全 : [ぜん] 1. (n,pref) all 2. whole 3. entire 4. complete 5. overall 6. pan ・ 全力 : [ぜんりょく] 【名詞】 1. all one's power 2. whole energy ・ 力 : [ちから, りょく] 1. (n-suf) strength 2. power ・ 力闘 : [りきとう] (n,vs) hard fight ・ 球 : [たま, きゅう] 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball
全力闘球(ぜんりょくとうきゅう)は、テレビ東京が制作・放送しているプロ野球中継のタイトルである(2005年から使用。厳密には、タイトルの後ろに西暦が付く)。テレビ東京率いるTXNネットワークや系列衛星放送のBSジャパンを通じて放送する場合もある。 本項では、過去にテレビ東京で放送されてきたプロ野球中継全般についても扱う。 == 概要 == 局名が東京12チャンネルだった1967年の全日放送を再開した頃より、東京オリオンズやサンケイアトムズのホームゲームを放送。この内、サンケイ戦についてはフジテレビとの提携により、技術面は12chが自社で担当しつつ、解説者や実況アナウンサーはフジテレビから派遣を受ける形式で放送していた(これは球団の当時の運営母体の関係によるもの。当時の東京12chはどの系列にも属さない独立局だった〔MY BOOK 7 (岩佐徹)〕) 。その後もロッテ戦やヤクルト戦を主に放送していた。 1980年代は主として月曜、金曜、土曜日のゴールデンタイムに放送され、川崎球場のベンチサイドの広告看板にもその宣伝が掲げられた。前述のロッテ・ヤクルトに加え横浜大洋ホエールズや日本ハムファイターズ、そして福岡県から埼玉県に移転して間もなかった西武ライオンズの試合を中心に中継していた。 開局からしばらくは系列局がなかった(1982年にテレビ大阪が、1983年にテレビ愛知が開局しメガTONネットワーク=現在のTXNが発足)ため、独立UHF局の番組であるサンテレビ〔テレビ大阪開局前まではネット関係が深かった〕の『サンテレビボックス席』や三重テレビの『三重テレビナイター』〔実際の製作は東海テレビが行い、12chでは東海テレビ単独制作扱いでクレジットされた。〕などを改題した上で同時ネットして放送したり、阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦を阪神甲子園球場から自社制作(ただし映像はサンテレビのものをそのままネットして、実況アナウンスだけを差し替え。)や巨人主管の水戸市民球場での試合が放送された事例もある。 1990年代に入ると日本ハムの試合も中継を再開したが、2000年代に入ってからは長らく自社制作の中継を全国放送することはなかった(系列局の中継をネットしたケースはある)。ところが、2005年にセ・パ交流戦が導入されたことにより、テレビ東京にも人気カードである巨人戦の放映権を取得するチャンスが増えたため、これらを中心に再び本格的なプロ野球中継に取り組むことになった。 しかし、2008年限りで巨人戦のホームゲーム中継から撤退し、それ以降はテレビ東京地上波での中継数は激減しており、系列局のローカル中継をBSジャパンで同時ネットするか、球団公式映像やそれに類するものを利用したBSジャパン独自制作形式での放送がほとんどである。2009・2010年はテレビ東京地上波ではロッテとソフトバンク戦の2試合のみ中継。2011年は1試合にまで縮小した〔2011年は8月16日の中日対巨人(ナゴヤドーム)でテレビ東京主導でテレビ愛知との2局ネット。〕。2012年は2試合のみ中継し〔2012年は当初6月5日のソフトバンク対巨人(福岡Yahoo!JAPANドーム)のみ放送予定だったが、9月18日の中日対巨人(ナゴヤドーム)もテレビ東京の単独放送(テレビ愛知は別制作。制作協力としてクレジットされた)した。〕、2013年も2試合中継した。タイトルも「(西暦) プロ野球」となっており「全力闘球」のタイトルを使用しなかった。2013年現在ではBSジャパンで使用されている(一部されない場合あり)。 一部の試合を除きハイビジョン制作だが、当初は機材不足の関係でスーパースローカメラに限り画面比4:3の標準画質となっていた。 日本シリーズについては、系列全体の放送対象地域が他の系列よりも狭いことなどから、例年放送量は少ない〔ただし、2003年に系列外の地方局向けに番組販売形式による録画中継が提供されたことがある。系列の衛星放送局であるBSジャパンでは放送されることはなかった。なお、地上波においてテレビ東京系列が中継する場合は、NHKもBS1や海外向けのNHKワールド・プレミアムで自社制作で放送する(2006年まではBSハイビジョンも含む)。〕また、系列外ながらネット地域以外の放送局への同時ネットを行うこともある〔>たとえば日本シリーズ・福岡ソフトバンクVS東京ヤクルトでは、テレビ大阪(TVO)の放送対象地域外で系列外でもある、関西地区の独立局の一部びわ湖放送(BBS)・奈良テレビ(TVN)でも同時ネットで中継される。〕。 クライマックスシリーズについては、2011年に地上波民放在京キー局として初の試みとなるマルチチャンネル編成による実況中継〔プロ野球クライマックスシリーズ中継に伴う「臨時サービス」の実施について 〕が2試合予定されていた。これは20:54の時点で試合が続いている場合、071-073chで定時の番組を放送し、077chで野球中継の続きを行うというもので、11月5日の2011年のセ・リーグCSファイナルステージ第4戦の中日対巨人 であった場合と、11月8日の2011年のパ・リーグCSファイナルステージ第6戦のソフトバンク対西武戦に限り行う方針だった。しかし、前者は中日対ヤクルトに決定したため生中継自体行わず〔テレビ愛知のみ放映。マルチ編成行わず〕、後者も第3戦でソフトバンクが4勝(実質3勝)で優勝を決定し、大会が終了となったため、それらは行われなかった。2013年10月21日(月曜日)には、当初放送する予定だったレギュラー番組を休止する代わりに、テレビ東京の系列局がない宮城県のクリネックススタジアム宮城からCSファイナルステージの楽天対ロッテ戦を試合開始直後の18:30から急遽生中継。楽天の監督、名誉監督を務めた野村克也をゲスト解説に迎えたうえで、同球団では初めてとなる日本シリーズ進出決定の瞬間を伝えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全力闘球」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|