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財団法人 全国精神障害者家族会連合会(ぜんこくせいしんしょうがいしゃかぞくかいれんごうかい)とは、統合失調症や気分障害など精神障害患者の家族会「精神障害者家族会」の上位で、全国連合の特定公益増進法人であった。略称は全家連で、東京都台東区下谷に本部があったが、2007年(平成19年)に破産・解散している。 == 概要 == 精神障害者の家族の意見を、日本国政府の政策に反映させる目的で、精神障害者家族会の連合会化を進めようとしたが、精神病に対する偏見のため、全国組織役員のなり手がなかった。1964年(昭和39年)、前身の全国精神障害者家族会としてまとまり、1965年(昭和40年)に、結成大会が開催され『全国精神障害者家族連合会』が誕生〔精神障害者家族会の組織と活動 滝沢武久 2010年2月14日閲覧〕した。1967年(昭和42年)に財団法人となった。創設には、厚生省官僚の大谷藤郎が関わった。 機関誌として、『月刊ぜんかれん』を発行した。 1990年(平成2年)、東京都台東区下谷に本部ビル「恵友記念会館」を建設。1996年(平成8年)栃木県さくら市にホテル兼授産施設で構成される「ハートピアきつれ川」を建設した。 2002年(平成14年)、補助金の目的外使用が発覚し、返還命令を受ける。返還や金融機関などからの借入金返済の努力をしたものの〔「財団法人全国精神障害者家族会連合会(全家連)の破産手続開始の申立について 」 NPO法人障害児・者人権ネットワーク 会報46号 2頁 2010年4月2日閲覧〕、負債約10億円を抱え2007年(平成19年)4月17日に破産・解散した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全国精神障害者家族会連合会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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