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全日本切手展(ぜんにほんきっててん)は、手紙の良さや郵趣の楽しさをより多くの方に親しんでもらうことを目的に、毎年開催されるわが国で最も歴史と権威のある切手コレクションの展覧会である。略称は全日展〔全日展出品受付中 - 日本郵趣連合暫定ブログ・2013年2月17日〕。 競争出品を全国から公募して展示し、審査により金銀賞以上の作品には国際切手展への出品資格が与えられる。 == 切手展の歴史 == 1845年より旧郵政省と郵趣団体が協力した展覧会が各地で頻繁に開催されたが、これらは逓信事業啓発が中心となり、今日的な展覧会のイメージではなかった。 全国規模の競争切手展の第1号は、1950年に日本橋・三越で開催された「全日本切手コンクール」(朝日新聞社主催、郵政省後援)である。この展覧会は1回だけで終わり、1951年より「全日本切手展」(毎日新聞社主催、郵政省後援)へと継承された。 2011年まではかつての郵政省、郵政事業庁、郵便事業株式会社の主催により、財団法人日本郵趣協会、財団法人日本郵趣連合の後援を得て実施されていた。2012年は日本郵趣連合の主催、郵便事業株式会社・日本郵趣協会の後援という形になったが、2013年2月に日本郵趣連合が財団法人としての組織を解散し清算法人に移行したため、2013年は新発足した、国際郵趣連盟(FIP)加盟の新たな任意団体である日本郵趣連合と公益財団法人通信文化協会との共催となった〔全日本切手展2013 - 日本郵趣連合暫定ブログ・2013年1月16日〕。 その後、2014年には郵便学者の内藤陽介を長とする「全日本切手展2014実行委員会」が発足し、上述の2つの共催団体に加えて3団体による共催体制となり、これに一般財団法人切手文化博物館、特定非営利活動法人日本郵便文化振興機構、および日本郵便切手商協同組合の3者が後援団体に加わる新たな枠組みにより実施された。なお公益財団法人日本郵趣協会は、展示フレームを有償貸与する協力を行うのみとなり後援団体から外れた。 従来は郵政記念日(4月20日)前後に逓信総合博物館で行われていたが、年によっては日程が若干前後することがあった。逓信総合博物館が2013年に閉鎖されたことなどから、2014年は会場をすみだ産業会館及び郵政博物館に移し、時期も8月上旬に変更された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全日本切手展」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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