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八ヶ岳高原海ノ口自然郷(やつがたけこうげんうみのくちしぜんごう)は、八ヶ岳の東側裾野に広がる自然景勝地・高原リゾート。標高約1,500メートルに八ヶ岳高原ロッジ、八ヶ岳高原ヒュッテ、八ヶ岳高原音楽堂と別荘地を管理する。所在地は長野県南佐久郡南牧村大字海の口。一帯の管理、別荘販売及びロッジの運営等はセブン&アイ・ホールディングスの完全子会社である八ヶ岳高原ロッジが担う〔「関係会社の状況」『株式会社セブン&アイ・ホールディングス S1004SZJ:有価証券報告書 ‐ 第10期』〕。 == 概要 == 元はセゾン系の西洋環境開発が西武セゾングループ破綻まで管理していたリゾート開発地で、1963年に八ヶ岳の裾野に広がる荒れ果てた牧場跡地に樹木を植え、整地するところから始まる。1968年には元公爵徳川義親氏の東京都目白の邸宅をこの地に移築し、これが現在の八ヶ岳高原ヒュッテとなる。 やがて八ヶ岳高原ヒュッテは1976年のテレビドラマ「高原へいらっしゃい」(田宮二郎・由美かおる主演)の舞台となった。その後小さい宿舎が手狭となり、八ヶ岳高原ロッジが建設され、現在ではスイートルームを含む68室が用意されている。また、八ヶ岳高原ヒュッテはリメイク版「高原へいらっしゃい」(佐藤浩市・井川遥主演)でも再登場するが、八ヶ岳高原ヒュッテは現在では宿泊施設としては使用されておらず、ゴールデンウィークや夏休み、イベントを中心にレストランが開放されている。 八ヶ岳高原音楽堂はこの八ヶ岳高原ロッジのロビーで始まったサロンコンサートの延長で1988年にピアニスト・スヴャトスラフ・リヒテルと武満徹をアドバイザーに迎え、本格的なコンサート会場の誕生となった。スメタナ弦楽四重奏団、黒沼ユリ子、武満徹などの音楽家がこの八ヶ岳の自然に囲まれながら演奏し、近年では野村万作の狂言等、クラシック音楽以外の公演も行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八ヶ岳高原海ノ口自然郷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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