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アシタバ(明日葉、''Angelica keiskei'')はセリ科シシウド属の植物。日本原産で、房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋岸に自生する。伊豆諸島・伊豆半島・三浦半島および房総半島の個体は、古くから自生している個体であるが、紀伊半島の個体は近年紀伊大島に移植された株である。種小名は、明治時代の植物学者伊藤圭介(1803年 - 1901年)への献名。 別名八丈草(ハチジョウソウ)、明日草(あしたぐさ)、明日穂(あしたぼ)。春の季語〔広辞苑第5版〕。 == 形状及び性質 == 草丈1メートル前後に育つ。多年草であるが、2-3年で黄色の傘形花序をつけ、その後に扁平な楕円形の果実をつける。開花結実すると枯れてしまう。冬にも緑色を保つが、寒さにやや弱い。葉は2回3出羽状複葉で、根生して大きく、鋸歯がある(写真参照)。茎を切ると淡い黄色の汁が出る。根は地上部に比すると太く、旺盛に伸張する。 伊豆大島系と八丈島系の系統が存在しており、伊豆諸島でも島毎に多少形状が異なるとされる。茎の色で伊豆大島産のものを「赤茎」、八丈島産のものを「青茎」と呼ぶ。また、御蔵島産のものは他の島に比べ、茎が太いとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アシタバ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ashitaba 」があります。 スポンサード リンク
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