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八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話において神武東征(じんむとうせい)の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス(烏)〔『古事記の本』 学研〕。一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっている〔。 == 概要 == 八咫烏は、日本神話において、神武天皇を大和の橿原まで案内したとされており、導きの神として信仰されている〔「神紋 八咫烏」(熊野本宮大社公式サイト) 〕。また、太陽の化身ともされる〔戸部民夫 『日本神話 神々の壮麗なるドラマ』 新紀元社〕。 熊野三山においてカラスはミサキ神(死霊が鎮められたもの。神使)とされており、八咫烏は熊野大神(素盞鳴尊)に仕える存在として信仰されており〔、熊野のシンボルともされる〔「幕末の風雲児も歌った「ヤタガラス」」(和歌山県総合情報誌「和-nagomi-」vol.3、和歌山県知事室広報課、2007年9月25日) 〕。近世以前によく起請文として使われていた熊野の牛玉宝印(ごおうほういん)にはカラスが描かれている〔。 咫(あた)は長さの単位で、親指と中指を広げた長さ(約18センチメートル)のことであり、八咫は144cmとなるが、ここでいう八咫は単に「大きい」という意味である〔。 なお、八咫烏は『日本書紀』や『古事記』に登場するが、『日本書紀』では、同じ神武東征の場面で、金鵄(金色のトビ)が長髄彦との戦いで神武天皇を助けたともされるため〔、八咫烏と金鵄がしばしば同一視ないし混同される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八咫烏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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