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八咫鏡(やたのかがみ)は三種の神器の一つ。年代不詳。『古事記』では、八尺鏡(やたかがみ)と記されている。 八咫鏡は神宮にある御神体と、その御神体を象って作ったという皇居にあるレプリカの2つがある。 == 概要 == 『古事記』では、高天原の八百万の神々が天の安河に集まって、川上の堅石(かたしは)を金敷にして、金山の鉄を用いて作らせた」と記されている。 『日本書紀』には、別の名を真経津鏡(まふつの かがみ)ともいうと記されている。単に神鏡(しんきょう)または宝鏡(ほうきょう)とよばれることも多いが「神鏡」や「宝鏡」という言葉は普通名詞であり、八咫鏡だけをさすとは限らないので注意が必要である。 咫(あた)は円周の単位ともされ、約0.8尺である。径1尺の円の円周を4咫としていた。したがって「八咫鏡は直径2尺(46cm 前後)の円鏡を意味する」という。 また、後漢の学者・許慎の『説文解字』には、 とある。「後漢の一寸」は2.3cmだから、一咫は2.3×8 = 18.4cmとなり、八咫は約147cmとなる。 現存する桶代(御神体の入れ物)の大きさから考えると鏡はもっと小さいモノであるはずであり、このことから「八咫(やた)」は単に「大きい」ということを表しているだけで具体的な数値ではない、という説があった。しかし平原遺跡出土の「大型内行花文鏡(内行花文八葉鏡)」は直径46.5cm、円周は46.5×3.14 = 146.01cmであり、弥生時代後期から晩期にこのサイズの鏡が存在したことは確かとなった(考古遺物の節を参照)。 いずれにせよ、その特大の大きさから、後に三種の神器の一つである鏡を指す固有名詞になったと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八咫鏡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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