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八日市護国(ようかいちごこく)は愛媛県喜多郡内子町にある伝統的建造物群保存地区である。地区種別は製蝋町で、1982年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。山裾に発達した街道沿いに、南北約600mに亘って町家や豪商の屋敷などの伝統的な建築物群がみられる。 == 特徴 == 製蝋業を営む長屋棟が数多くみられるが、町並み保存地区全体に自立した都市施設が残されているのは全国的に珍しい〔『内子の町並み保存』、8頁〕。黄みを帯びた漆喰で塗り込められた重厚な外壁が特徴であり、漆喰壁を持つ建物は地区全体の70%を超える〔『内子の町並み保存』、9頁〕。ほとんどの建物が切妻造の2階建てで軒線が通されており、海鼠壁〔目地の漆喰を海鼠のように盛り上げて塗った壁〕、懸魚〔棟木や桁の端を風雨から守るための飾り〕、鏝絵〔漆喰を使った浮き彫り〕、虫籠窓〔虫籠のように見える窓〕、出格子〔外側に張り出して作られた格子〕、鬼瓦、鳥衾(とりぶすま)など多種多様な意匠を持つ建物が多い。 江戸時代中期以降、大火に見舞われることがなく、和紙と木蝋によって得られた富から質の高い町家が建てられた。山裾の傾斜地にあったことから都市開発が遅れ、結果として伝統的な建物が数多く残されることになった。江戸時代後期から昭和初期にかけての様々な年代の伝統的建築物が同じ町並みに共存しているのは全国的にあまり例がない〔『吟選・内子旅』、2頁〕。 中秋の名月には「観月会」と呼ばれるイベントが行われ、地区の家々の軒先に行灯が灯されるほか、本芳我家住宅の庭園がライトアップされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八日市護国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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