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秋田市八橋運動公園硬式野球場(あきたしやばせうんどうこうえんこうしきやきゅうじょう)は、秋田県秋田市の八橋運動公園内にある野球場。現在、球場の銘板は秋田市八橋野球場と表記されている。施設は秋田市が所有し、秋田市教育委員会スポーツ振興課が運営管理を行っている。 ==歴史== 1941年9月、秋田市営八橋球場(あきたしえいやばせきゅうじょう)として完成。 八橋球場は戦後秋田県内の野球の中心的な存在となり、高校野球、社会人野球などアマチュア野球公式戦が現在に至るまで行われている他、2002年まではプロ野球公式戦も開催された。特にプロ野球では秋田県南秋田郡若美町(現男鹿市)出身の落合博満(中日ドラゴンズ元監督)が現役時代、ロッテオリオンズに在籍していた頃にはロッテ主催のパ・リーグ公式戦がほぼ毎年開催されていた。 。このため、秋田市では球場の完成50周年に合わせて1990年に外野拡張・スコアボード改築など大規模な改修工事を実施し、1991年シーズンから供用を再開。両翼100m、中堅122mのプロ野球開催規格に適合するフィールドを備える野球場となった。なお、八橋球場はこの改修工事のため1990年シーズンは全面閉鎖となったが、同年予定されていたパ公式戦・ロッテオリオンズ対近鉄バファローズ戦は旧秋田県立球場(1974年竣工)で代替開催された。 プロ野球公式戦ではロッテの他、オリックス・ブルーウェーブ、広島東洋カープなども主催試合を開催していた。。こうした中、県内の競技団体や市民団体が市に対し、八橋球場の改築や新たな市営野球場の整備、さらには移動照明車によるプロ野球・Jリーグのナイター開催を求め、署名や募金活動を行うなどといった動きも見られた(一部後述)。 2003年、県が市街地西側の向浜地区に秋田県立野球場(こまちスタジアム)を完成させた。同じく老朽化が進んでいた旧秋田県立球場に代わる施設として整備したもので、25,000人収容でプロ野球にも対応できる照明設備が設けられた。これに伴い、八橋球場では2002年シーズンを以ってプロ公式戦の開催を終了。以後は高校、社会人などアマチュア公式戦や一般利用などに供用されるようになった。 、また2007年開催の第62回国民体育大会(秋田わか杉国体)の会場として使用することもあり、抜本的な対策が求められていた。このため、市は2005年の全国高等学校野球選手権秋田大会終了後(8月)から大規模な改修工事を実施した〔八橋硬式野球場大規模改修工事 - 秋田市建築課〕。メイン・一、三塁側スタンドを全面改修し、外装補修の他、ロッカールームなど諸室も拡充された。またスタンドの座席を全て交換した上で設置方法も改善して通路を拡幅し、トイレなどスタンド内各所にスロープを設置するなどバリアフリー対策も執られた。またスコアボードも磁気反転式に改修されるなど施設拡充が図られ、2006年シーズンより供用を再開した。なお、この改修に伴い収容人員は19,560人から16,421人に減少した。 2015年11月に命名権を秋田魁新報社が取得し、2016年4月1日より3年間の契約期間で「さきがけ八橋球場」(さきがけやばせきゅうじょう)の愛称が使用される予定〔大森山動物園と八橋球場の命名権契約、秋銀と魁新報社に決定 - さきがけweb(秋田魁新報社)、2015年11月20日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋田市八橋運動公園硬式野球場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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