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ヤエガワカンバ (八重皮樺、''Betula dahurica''、)は、カバノキ科カバノキ属の植物。落葉高木である〔小川・沖津(2011):74ページ〕。日本、中国、朝鮮半島、東モンゴル、極東ロシアに分布する。イギリスに伝えられ、でも見られる。日本では、本州の長野県・野辺山で生育し、絶滅危惧種となっている。小規模な群集が北海道と千島列島でも見られる〔。 == 概説 == この種はに黒い樹皮に覆われ、赤褐色または暗い茶色で光沢があり無毛の枝がある。葉柄は、の葉身は、卵形、楕円形、菱形のいずれかである。雌株は、花序が直立または垂れ下がり、花柄は長い。苞の長さはで皮針形である。 種子も楕円形で無毛の種実を実らせ、膜状の翼を付ける。6月から7月に花が咲き、果実は7月から8月に実る。 大陸部においては優占種となっている地域があるが、日本では単木や小林分として分布する場合が多い〔。日本における分布域は、山梨県・長野県・群馬県・埼玉県と北海道の十勝・オホーツク・日高管内である〔。日本における分布域は、緩斜面や未熟な礫質土という共通点がある〔小川・沖津(2011):82ページ〕。環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に分類されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤエガワカンバ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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