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六字大明呪(ろくじ だいみょうじゅ)、正式には六字大明王陀羅尼(ろくじ だいみょうおう だらに)とは、仏教の陀羅尼(呪文)の1つ。六字真言とも〔伊藤武 『図説 ヨーガ大全』 佼成出版社、2011年、236-237頁。〕。 ==概要== 「唵 麼 抳 鉢訥 銘 吽」(, オーム・マニ・パドメー・フーム; オムマニペメフン〔ケルサン・タウワ編 『チベット語辞典 蔵日・日蔵』 カワチェン、2003年、蔵日218頁、日蔵29頁。ここでは末尾は「ン」と表記されているが、末子音は n や ŋ ではなく m なので「オムマニペメフム」でも可。〕)の梵字六文字から構成される短呪。「オム・マニ・ペメ・フム」〔ダライ・ラマ法王日本代表部事務所>チベットについて>チベットと文化>くらしの中の信仰(オム・マニ・ペメ・フム) 〕、「オーム・マニペメ・フーム」〔フィリップ・ローソン『イメージの博物誌25 聖なるチベット』森雅秀・森喜子訳、平凡社、1994年、78-79頁。〕とも表記される。 観世音菩薩の慈悲を表現した真言であるため、観音六字とも呼ばれ、特にチベット仏教ではダライ・ラマが観世音菩薩の化身であるとすることから、チベットの人々によく唱えられるほか、「マニ石」と呼ばれる岩や、「マニ車」(マニコル)と呼ばれる法具に刻まれて信仰されている。「南無観世音菩薩」と同意。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「六字大明呪」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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