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六念処(ろくねんじょ)は、仏教徒が信心する上で繰り返し心で念じるべき6つの法のこと。「六念」、「六念法」、「六随念」などともいう。 ;念仏 :仏は十号を具足し、大慈大悲の大光明を放ち、神通無量にして、よく衆生の苦悩を抜き去る。我れ仏と同じからんと念ず。 ;念法 :仏の所説の法は大功徳を有し、衆生の大妙楽である。我れよくこれを証して衆生に施与せんと念ず。 ;念僧 :僧は仏の弟子にして無漏の法を得て、戒・定・慧の三学を具足し、世間の良福田である。我れ僧行を修せんと念ず。 ;念戒 :諸の禁戒(こんかい)は大勢力あって、よく衆生の悪不善を除く。我れよく精進して戒を護持せんと念ず。 ;念施(念捨) :施行は大威徳ありて、よく衆生の慳貪(けんどん)の重病を除く。我れよく布施して衆生を摂取せんと念ず。 ;念天 :三界の諸天の自然(じねん)に快楽を受くるは、みなかつて戒施の善根を修したるによる。我れまた功徳を積んで彼天処に生れんと念ず。 == 出典となる主な経典 == 仏陀耶舎:訳『長阿含経』 鳩摩羅什:訳『摩訶般若波羅蜜経』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「六念処」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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