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(n) Hexateuch =========================== ・ 六 : [ろく] 1. (num) six ・ 六書 : [ろくしょ, りくしょ] (n) Hexateuch ・ 書 : [しょ] 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)
六書(りくしょ)とは、漢字の造字および運用の原理を6種類に分類したもの。すなわち、象形・指事・形声・会意・転注・仮借。 == 歴史 == 六書は周代の官制について書かれた書物『周礼』の地官保氏篇に典拠がある。しかし、そこでは六書の具体的内容には触れられていなかった。 後漢の儒教では、孔子旧宅や宮中図書館などから発見された秦以前の古い書体(古文)で書かれた経書を重視する古文学が興起した。古文学では『古文尚書』『春秋左氏伝』『周礼』などを重視し、また経書の一字一字について解釈する訓詁学を発展させた。 班固の『漢書』芸文志には、「敎之六書、謂象形・象事・象意・象聲・轉注・假借、造字之本也」とみえ、象形・象事・象意・象声・転注・仮借の六種からなる造字の書とされている。鄭玄の『周礼注』では、「六書、象形會意轉注處事假借諧聲也」とされ、象形・会意・転注・処事・仮借・諧声としている。また、荀悦の『漢紀』孝成皇帝紀には、「象意凡書有六本、謂象形・象事・・象聲・轉注・假借也」とみえ、六書でなく「六本」とも著されている。 許慎が著した字書『説文解字』にも影響を与えたとされ、これ以降、六書は、漢字を分類する基準となり、また漢字の語源を探索する手段となった。19世紀、殷の甲骨文が発見されたが、その分析にも六書が大きな役割を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「六書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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