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ヘクサメトロス(六歩格、Hexameter, ギリシャ語:)は詩形の1つで、1行が6つ(hexa)の韻脚からなるもの。ホメロスの『イリアス』ならびに『オデュッセイア』がこの詩形で書かれている。古代ギリシアでは叙事詩の標準的な韻律で、ウェルギリウスの『アエネイス』などラテン語の叙事詩もそれにならった。叙事詩以外にも、ホラティウスの『風刺詩』やオウィディウスの『変身物語』などに使われた。ギリシア神話では、ペーモノエーがヘクサメトロスを発明したと言われている〔パウサニアス『ギリシア案内記』10.5.7。ペーモノエーはアポローンの娘でデルポイの最初の託宣代行の巫女と言われる。:en: Phemonoe参照。〕。'')は詩形の1つで、1行が6つ(hexa)の韻脚からなるもの。ホメロスの『イリアス』ならびに『オデュッセイア』がこの詩形で書かれている。古代ギリシアでは叙事詩の標準的な韻律で、ウェルギリウスの『アエネイス』などラテン語の叙事詩もそれにならった。叙事詩以外にも、ホラティウスの『風刺詩』やオウィディウスの『変身物語』などに使われた。ギリシア神話では、ペーモノエーがヘクサメトロスを発明したと言われている〔パウサニアス『ギリシア案内記』10.5.7。ペーモノエーはアポローンの娘でデルポイの最初の託宣代行の巫女と言われる。:en: Phemonoe参照。〕。 ==ギリシア語のヘクサメトロス== 厳格なヘクサメトロスでは、韻脚のおのおのは長短短格(ダクテュロス)でなければならない。しかし古代の韻律はほとんどの場所で、長短短格の代わりに長長格(スポンデイオス)を用いることを許していた。具体的には、最初の4韻脚は長短短格でも長長格でも構わない。ただし5つめの韻脚は長短短格で(ホメロスの時代には約95%がそうだった)、最後の韻脚はきまって長長格だが、短でも長でもよい、つまりアンケプスでもよい。「-」を長、「u」を短、「U」を長または短短とすると、次のように表される(「|」は韻脚の区切り)。 *- U | - U | - U | - U | - u u | - - ホメロスの『イリアス』の冒頭、「(歌え、女神よ、ペレウスの子アキレウスの怒りを)」を例にあげると、 * | | | | | で、 長短短・長短短・長長・長短短・長短短・長長、になる。なお、ホメロスはヘクサメトロスに合うように語を方言(イオニア方言)に変えていた。後のヘクサメトロスによる詩作はホメロスに基づいている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘクサメトロス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hexameter 」があります。 スポンサード リンク
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