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佐々木 泰綱(ささき やすつな)は、鎌倉時代中期の武将。鎌倉幕府の御家人、近江守護。六角氏の祖ともいわれており、六角泰綱ともいわれる。父は近江源氏庶流佐々木氏の棟梁佐々木信綱、母は北条義時の娘。大原重綱、高島高信の弟、京極氏信の兄。子に頼綱、佐々頼起。 元仁元年(1224年)、鎌倉幕府に出仕して検非違使、左衛門尉、壱岐守に任じられた。文暦元年(1234年)、父の隠居により近江佐々木荘の領地をはじめ、六角東洞院にある京都屋敷を譲られ、家督を相続して近江守護となった。 ところが仁治3年(1242年)に父が死去すると、寛元元年(1243年)にかつて父から廃嫡された長兄の重綱が領地の配分をめぐって幕府に訴えを起こした。この訴えで泰綱は重綱に近江国内にある所領の一部を没収され、重綱に譲り渡されることとなる。ただし、家督に関しては泰綱の系統がそのまま相続することが認められた。 後に家督を子の頼綱に譲って隠居し、出家して生西と号した。建治2年(1276年)5月17日に死去。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「佐々木泰綱」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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