|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 共 : [ども] 1. (suf) indicates plural - humble referring to oneself, disdainful referring to others ・ 共同 : [きょうどう] 1. (n,vs) cooperation 2. association 3. collaboration 4. joint ・ 同 : [どう] 【名詞】 1. the same 2. the said 3. ibid. ・ 被告 : [ひこく] 【名詞】 1. defendant 2. the accused ・ 同志 : [どうし] 【名詞】 1. same mind 2. comrade 3. kindred soul ・ 志 : [こころざし] 【名詞】 1. will 2. intention 3. motive ・ 書 : [しょ] 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)
共同被告同志に告ぐる書(きょうどうひこくどうしにつぐるしょ)とは、1933年6月10日に日本共産党幹部の佐野学と鍋山貞親が公表した転向宣言。俗に「佐野・鍋山転向声明」・「転向声明」という。 ==概要== 佐野学と鍋山貞親は検挙後、共産主義に疑念を抱くようになった。そこで検察は二人を対面させて議論させた。議論を通じて両者の見解は一致し、1933年6月10日に「共同被告同志に告ぐる書」と題する声明書を公表した。既に獄中にあった党員に対しても、刑務所を通じて彼らの転向声明書が配布された。 この声明書の効果は絶大で、一ヶ月もしないうちに幹部の高橋貞樹・三田村四郎・中尾勝男・風間丈吉・田中清玄が転向、学者の河上肇も転向宣言をし、以降雪崩を打ったかのように転向が相次いだ。転向せずに終戦を迎えたのは宮本顕治など少数のみであった〔保阪正康 昭和史の大河を往く 第251回 サンデー毎日 2011年3月27日特大号 pp.52-55〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「共同被告同志に告ぐる書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|