翻訳と辞書
Words near each other
・ 共形接続
・ 共役
・ 共役 (群論)
・ 共役(軛)眼(球)運動、共同眼(球)運動
・ 共役ばり
・ 共役ばり法
・ 共役ジエン
・ 共役リノール酸
・ 共役不可能性
・ 共役二重結合
共役付加
・ 共役付加反応
・ 共役作用素
・ 共役写像
・ 共役分裂
・ 共役勾配法
・ 共役反応
・ 共役因子
・ 共役塩基
・ 共役束


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

共役付加 : ミニ英和和英辞書
共役付加[きょうやく, きょうえき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ども]
  1. (suf) indicates plural - humble referring to oneself, disdainful referring to others 
共役 : [きょうやく, きょうえき]
 (n) (gen) (math) conjugation
: [やく]
  1. (n,n-suf) use 2. service 3. role 4. position 
: [ふ]
  1. (n,vs) giving to 2. submitting to 3. refer to 4. affix 5. append
付加 : [ふか]
  1. (n,vs) addition 2. annexation 3. appendage 
: [か]
 【名詞】 1. addition 2. increase 

共役付加 ( リダイレクト:求核共役付加反応 ) : ウィキペディア日本語版
求核共役付加反応[きゅうかくきょうやくふかはんのう]

求核共役付加反応(きゅうかくきょうやくふかはんのう、nucleophilic conjugate addition)は、有機反応の一つ。単に共役付加反応(きょうやくふかはんのう、conjugate addition)とも呼ぶ。通常、カルボニル化合物への求核付加反応はカルボニル炭素への直接付加で進行するが、カルボニル基の隣にC=C結合を持つα,β-不飽和カルボニル化合物では、β位の炭素が求電子的となり、C=C結合に付加した生成物が得られる。これは、C=C結合とカルボニル基が隣接すると、π共役によってC=C結合の分極が起こることが原因であることから、共役付加と呼ばれる。カルボニル基の代わりにC=Cにシアノ基が隣接したアクリロニトリル類でも同様の理由で共役付加が進行する。
== 共役付加と直接付加 ==
α,β-不飽和カルボニル化合物において、LUMOの最大係数はβ炭素に存在するが、カルボニル炭素も2番目に大きな係数をもち、求核剤の種類や反応条件によってカルボニル炭素への直接付加が優位になることもある。共役付加を起こす最も優れた求核剤はチオールである。慣例的にカルボニル炭素への直接付加を1,2付加、β炭素への共役付加を1,4付加と呼ぶが、これは付加を受ける炭素の番号を示すものではない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「求核共役付加反応」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nucleophilic conjugate addition 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.