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兵庫県道42号尼崎宝塚線(ひょうごけんどう42ごう あまがさきたからづかせん)は、尼崎市から宝塚市を結ぶ主要地方道である。南側に接続する兵庫県道192号尼崎港崇徳院線とともに尼宝線(あまほうせん、にほうせん)と呼称されている。 == 概要 == この道路はもともと阪神電気鉄道系列の宝塚尼崎電気鉄道が尼崎 - 宝塚の鉄道免許を取得して建設し、路盤が完成したものの尼崎市内乗り入れ問題で挫折、その後路盤を舗装してバス専用道として利用されていたが、戦時中に兵庫県によって買収され県道となった。その名残で現在でも阪神バスが尼崎市内と宝塚市内を結ぶ路線を運行している。既存の鉄道から離れた区間を通るため、バスの便数・利用者は多い。 道路は尼崎市内の「武庫之郷北(むこのごうきた)」交差点以南の区間(阪急神戸本線を縦断する陸橋区間を除く)と、伊丹市の池尻バス停付近から宝塚市の総合福祉センター前までの区間が4車線(ただし宝塚市内は一部2車線のみの供用)であり、その他は2車線である。なお、武庫之郷北交差点以北の一部区間では4車線化工事が計画されており、2014年度までに完了の予定である 〔工事計画に関する詳細 * 元気あふれる環境先進都市づくり(PDF) - 兵庫県阪神南県民局県土整備部による事業紹介 (2007年9月30日時点のアーカイブ) * (阪神南地域)道路事業 尼崎宝塚線(武庫工区)- 兵庫県阪神南県民局県土整備部による事業紹介 * 尼崎市都市計画道路整備プログラム * 伊丹市各課一覧 - 都市基盤部道路整備課のページに関連する内容。 〕。 鉄道未成線を流用したため、一部区間ではその痕跡が残る。全体的に直線が多いことに加え、尼崎市内の関西労災病院付近では西側に側道(一部は歩道化された)がある。また同市内の武庫の里2丁目(兵庫県立武庫荘総合高等学校付近)・西昆陽1丁目付近(阪神バス時友停付近)にも将来の拡幅を見据えて事前に設けられていた側道が見られる(前述の4車線化工事に関連する)。また、阪急神戸本線を乗り越す陸橋(尼崎市南武庫之荘7北交差点 - 武庫之荘2丁目交差点)は前後4車線の中で、ここだけ2車線で比較的ゆるやかな勾配となっており、それを偲ばせる〔ただし、道路拡幅を目的とする立体交差事業が予定されている。 * 尼崎市都市計画道路整備プログラム 〕。1987年頃まで、JR神戸線をくぐるガード(上記の関西労災病院北側)も上下1車線ずつでいかにも鉄道を通すためという雰囲気を持っていた。 この区間を走る阪神バスも、一部停留所(西大島の北行き、時友の南行き、および小浜の両方向)には、駅名標のような停留所名板が付いた屋根付きの待合所が設けられており〔かつては昆陽里の両方向の停留所にも同様の待合所が設けられていたが、4車線化工事に伴い撤去された。〕、あたかも駅のような雰囲気を醸し出している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「兵庫県道42号尼崎宝塚線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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