|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 兵 : [へい] 【名詞】 1. (1) (common) soldier 2. rank and file 3. (2) army 4. troops 5. (3) warfare 6. strategy ・ 兵法 : [へいほう] 【名詞】 1. art of war 2. strategy 3. tactics ・ 兵法家 : [ひょうほうか, へいほうか] 【名詞】 1. tactician 2. strategist ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) ・ 家 : [いえ, け] 1. (suf) house 2. family ・ 家伝 : [かでん] (n) family history (tradition) ・ 伝 : [でん, てん, つたえ] 【名詞】 1. legend 2. tradition 3. life 4. biography 5. comment 6. communication ・ 書 : [しょ] 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)
『兵法家伝書』(へいほうかでんしょ)は、江戸時代初期の剣豪・柳生宗矩によって寛永9年(1632年)に著された兵法(剣術:柳生新陰流)の伝書であり、またその代表的著作でもある。 同世代の剣豪・宮本武蔵の著した『五輪書』と共に、近世武道書の二大巨峰といわれる。現在は岩波文庫から渡辺一郎校注によるものが刊行されている。 ==概要== 『兵法家伝書』は、江戸幕府3代将軍・徳川家光のために将軍家兵法指南役・柳生宗矩が確立した柳生新陰流(江戸柳生)の兵法思想を記した武道書である。 「進履橋」「殺人刀」「活人剣」の三部構成になっており、「進履橋」のみ、流儀を極めた者に対し、相伝の印として授ける目録となっているが、基本的には「家を出でざるの書也」とされ、柳生家の秘書とされている。 その内容は、「進履橋」は父宗厳(石舟斎)から相伝された「習い(技法)」を目録として示し、「殺人刀」「活人剣」は、宗矩が独自に体得した兵法の理である「習いの外の別伝(心法等)」について説いたものとなっている。全体を通じて心法についての説明について多くを割いており〔ただし心法に傾倒して習い(技法)を疎かにすることも戒めており、習いを極めつくし、技が体に染みこんだ状態になるまで、稽古を積む事の重要性も繰り返し説かれている〕、「活人剣」「大なる兵法」「治国平天下の剣」「平常心」「無刀」「剣禅一致(あるいは剣禅一如)」など後の武道に影響を与えた概念が提示されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「兵法家伝書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|