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兵科色(へいかしょく)は、軍服において、着用する軍人が属する兵科を示すために用いられる色。 == 概要・沿革 == 軍服の服生地に原色が主に用いられていた時期には、上衣または上下の地色自体が兵科ごとに異なる場合と、生地色が軍種によって統一されている場合は、襟、肩章、袖口等に兵科色の布地が用いられている場合があった〔現代の軍服とくに戦闘服において、兵科ごとに生地そのものの色を色分けするという発想はベレー帽にもっとも濃厚に残されている。〕。 20世紀に入り、軍服特に陸軍のそれにおいて、カモフラージュ効果の高いカーキ色等の地色、さらに迷彩模様が主流になるとともに、兵科色が用いられる面積も小さくなり、襟章、制帽や肩章の縁取り等に限定的に用いられるようになった。全体としては時代が下るごとに用いられなくなり、バッジその他の記章に代えられる〔兵科色を廃止した国の軍隊では、代わりにバッジを用いる場合がある。バッジには手榴弾・戦車・ハンドルをモチーフにしたものが多い。階級章と兵科シンボルが合体していたものもある。(中国人民解放軍の「五五式軍服」の襟章など。)〕傾向にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「兵科色」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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