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内与力(うちよりき)は、江戸幕府の役職の1つ。江戸の町奉行に仕える家臣で、奉行所ではなく町奉行個人に所属する与力である。 == 概要 == 町奉行所は、役人である与力・同心が実質的に世襲で職を務めており、仕事に熟達した彼らが万端お膳立てをするため、新任の町奉行であっても問題なく業務を行なえた。しかし、役人たちは奉行所という「役所」の居付きの者であって、町奉行個人に附属しているわけではないため、奉行が業務から外れた仕事をさせようとしても「そのような前例は無い」として拒否された。そこで、町奉行の秘書官とも言うべき者の存在が必要とされ、設置されたのが内与力であった。 町奉行は、元から自身に仕えている家来や、ことに馴れた者を臨時に雇い入れるなどして、与力の地位に就けた。側用人・留守居・使番・小姓・祐筆といった役を兼務した公用人が3人、訴状掛の目安方(めやすかた、めやすがた)が2人の計5人(両町奉行所で10人)が内与力であった。奉行所に務める与力は南北で各25騎ずつだが、内与力を除く20騎ずつ、両奉行所で計40騎が奉行所付きの与力ということになる。 なお、内与力は奉行が職を辞する時は、それに伴って奉行所から退くことになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内与力」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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