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内顎綱 (Entognatha) は節足動物門の綱の一つ。昆虫(外顎綱)とともに六脚類を構成する。口器は内顎であり、つまり頭部の中に格納されている。また内顎綱は無翅であり、翅を欠く。この綱はカマアシムシ目、トビムシ目、コムシ目の3目を含む〔〔。これらは過去にはシミ目に統合され、無翅亜綱を構成していたが、これらは昆虫とは独立に、また互いの中でも独立に進化してきたことが認識されてきた。目の間には恐らく密接な関係はなく、その場合、内顎綱は多系統群である〔。 ==形態== これらの小さな節足動物は翅を持たないが、昆虫のいくつかの目のように二次的に失った訳ではない。口器は、gnathal pouchと呼ばれる頭蓋の窩に格納され、そのため大顎と小顎の先端が少し露出しているだけである〔。この窩は胎児期に、両側頭部の口付近の硬皮が下唇と融合することで形成される〔。昆虫とのその他の違いは、昆虫では基部の2節だけがそうなっているのに対し、触角の各節が筋系になっていることである。精子の伝達は間接的であり、雌は産卵管を持つ。3つの目の中で、トビムシ目のみが眼を持つが〔、その多くは見ることができず、複眼がある場合でも個眼の数は8以下である。 *トビムシ目は、第一腹節に腹管と呼ばれる管を持ち、水分の吸収に用いられている。第三腹節は叉状器を支える構造となっている。トビムシは、叉状器を「バネ」として跳躍する。 *カマアシムシ目は、眼も触角も持たない。腹部に退化した足と考えられる針を持つ。 *コムシ目は、尾部に1対の尾角を持つ。また、腹部に針も持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内顎類」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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